小学校4年生くらいの時に、8歳上の姉に買ってもらった本があります

赤毛のアンです





挿絵はありましたが、空想好きな私にはアヴォンリーの景色が手に取るように広がりました
この頃から外国文化に憧れるようになったのです

学校の教室にクラス文庫という物がありました
図書室の本や、寄贈本があったりして…
同級生のお姉さんが赤毛のアンのシリーズを寄贈して下さって沢山ありました

赤毛のアンの続編があるのに驚き、夢中で読みました
アンが恋に夢中になったり、本当の愛に気づいたり、周りの人々を幸せにしていくお話や、空想の世界で遊ぶことなど、とても大好きなシリーズでした

やがて、家庭を持ち、子供達を育て、家も色々引っ越したり…
最後のお話はアンの娘のお話だったでしょうか…
まだ続きがあるのでしたら、読んでみたいです

前向きに生きるアンのような女性が好きです

辛いこと、悲しいことに振り回されても、また前を向く、そういう女性に憧れます

少女パレアナというお話もありますが、まさに彼女はそういう女性

両親を亡くし、義理で引き取られたおばさんの所で周りの人をどんどん幸せにしていく…

悪いことも辛いことも何でも喜ぶゲームをして、すべてポジティブに変えて行くのです


難病にも苦しみながら、最後は幸せになるお話です
アニメの『愛少女ポリアンナ物語』の原作です

話は戻りますが、アンに憧れた私は町の小さなカトリック教会に英語を習いに行くことにしました
友達と2人で…日曜日に行われるミサも行ったりしました
外国人の神父さまがミサの後にお茶会を催して数回お邪魔したり…
子供向けの日曜学校にも通ったりしました
神様のお話はちんぷんかんぷんでしたが、アンの世界に入った気がしました

母はうちは仏教徒なんだからね、ってあまり良く思ってなかったみたいです
我が家には普通に神棚も仏壇もあるし、初詣もすれば、お盆の飾りもします
宗教は何も考えてなかった…ただ外国に憧れてたんでしょうね

現在の私は御朱印集めも趣味のひとつです

お城めぐりも…🏯

クリスマスももちろんします

日本人ってなんでもアリですね🤭





何年か前に、北海道に旅行に行った時、芦別にある赤毛のアンの村(カナディアンワールド公園)に行ってみました
もう結構寂れていましたが、グリーンゲイブルズもちゃんとあって、中に入ることができます

アンの部屋やマリラの部屋、台所など本物みたいに出来ていて…
部屋は覗くだけでしたが

他にも入れませんでしたが、何軒か家がありました

いまでもあるのでしょうか

また行ってみたいです


もっと宣伝して、もっと整備をしたら素敵なんですけど…

近くに住んでたら、草取りとかボランティアで行くのに