冬生まれなのに、寒さには弱いです。
(多分、関係は無いでしょうが)
夏の暑さには、たとえ、室温が36℃を
記録しようとも、網戸、水風呂、扇風機で
乗り越えるのですが、ちょっと寒さを感じる
と、途端にストーブが恋しくなります。
先々週だったか、早朝出勤で起床、居間に行
くと、寒く感じました。そこで、事前に、出す
だけは出していたストーブを使いました。こう
いう急な時に、昨シーズンの灯油が残っている
と、役に立ちますね。18リットルのポリタン
ク半分位はあったでしょうか。そこから、手動
ポンプ(あのドクター中松氏発明の「醤油チュ
ルチュル」)で、ストーブのカセットタンクに
給油、すぐに使えたのですから。
(勿論、こういうことが良くないのは知って
はいます。)
以来、時々、使っています。
昨夜、急に強い眠気に襲われ、寝室に行く気
が起きなくなってしまいました。
「ようし、ここで寝てしまおう。途中で目が
覚めるだろうから、遅刻はしないだろう」
と、ストーブの点火スイッチON。そして、
ストーブの前でうつ伏せになりました。その
後、すぐに眠ってしまったようです。
これが、いけませんでした!
予想通り、途中で目が覚めたのですが、スト
ーブの燃焼筒部分を見ると、何と、大きな炎が
踊っています!
「しまった!」
慌てて、ダイヤルを絞り、消火。でも、実に
嫌な、煤の匂いが強く強く渦巻いています。
いつも、ダイヤルを最大に開き点火。その
後、様子を見ながら、炎が最適な状態になるよ
うに調節をするのですが、それをする間もな
く、眠ってしまったようです。
翌朝、起床。鼻をかむと、真っ黒な汚れが、
次から次へ。昼過ぎに帰宅、居間のドアを開け
ると、まだ、強い、不完全燃焼の臭いがしま
す。鼻からは、まだ、黒い汚れが。鼻毛で、幾
らか食い止められたのかもしれませんが、
「一体、どれ位の有害物質が体内に入ったの
か?」
それが、気になります。
(もしかして、一酸化炭素中毒になりかけて
目が覚めた?)
さすがに、それは無いと思いますが。
ストーブによるアクシデントと言えば、あれ
は、ある年の冬のこと。
ストーブの正面に座り、ストーブ側を向いて
暖を取っていました。いつしか、うとうとと舟
を漕ぎ出しました。
体が大きく前に倒れるのを感じた次の瞬間、
「熱(あつー)!」
反射的に体を起こしました。ストーブの天板の
前端部で、左瞼を火傷してしまったのです。
はっきりと分かる症状ですが、割と軽めで、
後も残りませんでした。
「よく、あのタイミングで目を覚ましたもの
だ。『パッ』と目を開けた瞬間にストーブ
に・・・(以下、自粛)」
と、怖くなったものです。
秋祭りも終わりました。
「後は、冬へ向かって一直線、嫌だなあ」
途中、錦秋と呼べるほどの、見事な紅葉、黄
葉も、確かにありますが、それが、毎年、ま
ず、この時期に、胸中に去来するのです。