今日はお盆 | 瞳 まもるのブログ

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夢で故人と逢ったことある?

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 父は、46歳の誕生日を迎えた僅か19日後に
 
亡くなりました。
 
 しばらくすると、父の夢をみるようになりました。
 
父は、46歳当時のままの顔で、生きて帰ることの
 
できなかった我が家に帰って来て、家、家族の様
 
子を窺う様な感じでした。声は、一度も聴きません
 
でした。
 
 やがて、全く父の夢をみなくなりました。
 
 それから数十年、実に久しぶりに、父の夢をみ
 
ました。以前と同じ、46歳当時の顔、声は発さず
 
でした。その後、幾度か、同じ様な夢をみるように
 
なりました。
 
 実家に、西条柿が1本あります。僕は、柿は食べ
 
ませんが、ちぎるのは好きで、毎年、手製の、竹
 
で作った道具で、
 
 「クルッ」
 
と先を動かし、獲っていました。
 
 渋柿なので、母が皮を剝き、物干し竿に一杯掛
 
けて、干し柿を作っていました。
 
 ある年のこと。実が、1個も生らないことがありま
 
した。表年、裏年で、増減はあったものの、こんな
 
こと、僕の人生で、初めてのことでした。
 
 明くる年の夏、母は入院、12月、亡くなりました。
 
この、
 
 「実が1個も生らない」
 
という現象が、そのことを暗示していた様に、後か
 
ら思えてくるのです。
 
 また、数十年みなかった 父の夢をみるようにな
 
ってそんなに年月が経たずに、母が亡くなったこ
 
とに、関連性を感じてしまうのです。
 
 そして、今度は、母の夢をみるようになります。
 
夢の中の母は、いつも、幾分若くて、健康そうで
 
す。
 
 「あれ?母は亡くなった筈なのに、おかしいな
 
  あ。でも、いてくれるのは嬉しい。このまま、ず
 
  っといて欲しい」
 
僕は、いつも、そう思っていました。
 
 毎朝夕、お供えのお水の交換、蝋燭、線香を立
 
て、感謝とお願いをします。
 
 お盆など、墓参の際は、日頃のご無沙汰を詫
 
び、感謝の念を伝えます。
 
 帰宅し、やるべきことをやった清々しさで、今度
 
は、位牌に向かい、墓参の報告をします。
 
 いつもは、そんなに長い時間のことではありま
 
せんが、ある時、話し込んでしまったことがありま
 
した。
 
 46歳で亡くなった父。その誕生日が、もうすぐ訪
 
れます。