今日、3月22日は、新見南吉が亡くなった日
です。
新見南吉と言えば、まず浮かぶのが、「ごん
ぎつね」です。小学校の国語の時間に習いま
した。その時の悲しみは、大人になっても消え
ず、図書館で絵本を読み、再び、深く深く味わ
いました。
また、作品名は知っていたものの、実際に
読んだことは無かった、「手袋を買いに」、「お
ぢいさんのランプ」は、NHK教育「おはなしの
くに」で見て内容を知り、同じく、感動、感傷に
浸りました。
僕が大好きな童話作家に、宮沢賢治がいま
す。こちらも、小学校の国語の授業で「よだか
の星」、「雨ニモ負ケズ」を知り、中学校の図
書室で、童話全集を全巻借りて読んだほどで
す。
このお二人とも若く、特に、新見南吉は、29
歳と、余りにも早すぎる死。本人も、残念、無
念だったのではないでしょうか?
僕は、岩手県の「宮沢賢治記念館」、愛知県
の「新見南吉記念館」に行って、直に、お二人
の息遣いに触れてみたいと、ずっと前から思
い続けています。
また、お二人の様に、他人の心の痛みの分
かる人間でいたいとも思っています。そして、
お二人の作品に触れた子どもたちも、そういう
大人に育ってもらいたいとの希望を持ってい
ます。