~過去世ヒーリング~前世の因果を紐解く その16(後編)

稲さんが川に入った時、「築山殿を恨め」という声が聞こえたそうです。(福の面を被っていたような存在?)その声は、築山殿は長生きしたくないから「お行きなさい」と言ったのだ、さらに築山殿は生まれ変わっても長生きしない方が良い、とも言ったそうです。そんな事を言われたので、稲さんは川の中で満天の星空を横切る流れ星に「築山さまは生まれ変わっても短い人生」であるように願をかけたと言います。

こんな呪いのかけ方もあるんですね。しかし、「人を呪わば穴二つ」と言い、呪いは必ず呪いをかけた当人にも返ってきます。この場合、前世(稲さん)の時にかけた呪いが今世(Hさん)に返ってきているのでしょう。(このことを稲さんに話すと、私は成仏していないし、生まれ変わってもいない、なんて言っていますが・・・。してますよ。)

とりあえず呪いについてはどうすれば良いのでしょうか???今、目の前に満天の星空が描かれているカードがあります。もう一度、稲さんに願をかけてもらいましょう。今度は稲さん自身のことを「幸せな人生を過ごします。」という内容で。

儀式?が終わると稲さんは消えて行きました。目を覚ましたHさんにとって、呪いが消えた事と娘婿が出て行った事でエネルギー的には改善されたはずです。そしてHさんはいつも途中で終わる夢の続きを見たと言います。その夢の中でHさんは流れ星に向かって「幸せな人生を過ごします。」と言って目が覚めたそうです。