同甘共苦・上杉景勝公

上杉景勝公は長尾政景公(上田長尾家)の次男で上杉謙信公の養子となった人です。
後の後継者争い(御館の乱)で争う事になる景虎公よりは血縁的には上杉家に近い人です。

インド占星術で上杉景勝公の人物像をみてみます。

月は蠍座にあり、秘密主義で執着心のある人です。勘が鋭く霊感もあったと思います。

独創的な人で我が道を行くので「自分の考えを人に言っても解らない。」と思っていたかも知れません。

太陽は射手座にあり、社会的には理想主義で規律正しく気が短い面があります。
蠍座と射手座の組み合わせは、お家再興を果たした京極高次公と同じで景勝公も「お家」への執着があったと思います。

女性性が強く月も女性星座にあり、自己表現が苦手でおとなしい人と思われていたでしょう。
実際に景勝公は寡黙で知られ行軍中は人馬の歩む音がするだけだったという話が伝わっています。

頑固で融通が利きませんが、良く言えば一つの事にこだわり続ける人で家臣を大切にし、
関ケ原戦後に減封となる中、財政的に苦しみながらも家臣を減らしませんでした。

風のエレメントがなく人と交わらない人ですが、心で感じ人の本質を読み取ることができます。
無理に言葉を発しないことで争いを避けるという本人の意思もあったようです。

人生のテーマは「目下の人を戦友とする」ことであり、まさに直江兼続公の存在そのものでしょう。兼続公は幼少期より常に苦楽を共にした相棒であり、景勝公に代わって意見を述べる代弁者でもありました。

御館の乱や織田家の侵攻により数々の危機を迎えましたが、兼続公と力を併せ危機を乗り越え、後には豊臣五大老となり、徳川政権下でも米沢藩として家を残すことに成功したのです。

 

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