SPSS備忘録 -42ページ目

レコードがディシジョンツリーのどのノードに判別されたかを書き出す

Clementineでは、C5.0、C&RTree(CART)、CHAID、QUESTというディシジョンツリー(決定木)モデルを作成して、「○○で△△の場合、□□になる可能性が高い」と説明することが出来ます。モデルにデータを通すことによって各レコードにモデルに基づく予測結果をつけることが出来ますが、ディシジョンツリーのどのノードに分類されたための予測結果なのかは、追加設定をしなければ出ません。


追加設定の方法は、まずディシジョンツリーモデルを作成し、 モデルパレットからキャンバスに移します。キャンバス上のモデルを右クリックして、右クリックメニューの[編集]をクリックします。


モデルをブラウズすることができるのですが、キャンバス上ですと[設定]というタブが追加されております。このタブの中に[ルール識別子]というチェックボックスがありますので、こちらにチェックを入れてストリームに組み込みます。


ルール識別子


このモデルの先にテーブルノードなどを置いて実行すると、末端のフィールドに整数のセット型フィールドが追加されます。このフィールドの値が、モデルをビューアでみたときに確認できるノード番号となります。これによってこのレコードがディシジョンツリーのどのノードと判別されたためにこの予測結果になったということが確認できます。


ノード番号追加


この機能はClementine10より付いております。ディシジョンツリーモデルのうちC&RTree、CHAID、QUESTで使用できますが、C5.0ではできません。C5.0の場合は旧来の方法で一旦ルールセットを介する方法で行うことになると思います。その方法は明日の記事 にします。

個人設定のリセット

昔、ファミコン には「リセットボタン」というものがありました。行き詰まった状態でも一発で最初の画面に戻れるボタンです。コンピュータといっても「おもちゃ」ですから、困ったときのわかりやすい対処方法として必要だったと思います。


これと同じようなものは実はSPSSにもありますが、ファミコンみたいにわかりやすい場所にはありません。


Windowsのレジストリエディタ を起動し、


HKEY_CURRENT_USER\Software\SPSS\SPSS for Windows Japanese\15.0


というキー以下のフォルダを削除します(ちなみに最後の「15.0」はバージョンですので、異なるバージョンをご利用の場合は調整してください)。この状態でレジストリエディタを閉じ、SPSSを起動すると、なんとこのキーは再生成されますが、インストール初期設定の状態で再生成されます。


起動したSPSSを見てみますと、最近使ったデータの一覧やカスタマイズしたフォント設定など、このユーザーがSPSSで設定した内容がリセットされ、インストール初期設定の状態になります。


「いろいろカスタマイズしたけど気に入らない。でも最初どうなっていたか忘れた。」

とか

「原因不明の文字化けは、きっとフォント設定がまずかった。」

とか

「機密ファイルを触ったのは内緒!」

とかのトラブルに使えると思います。


もっと詳しく説明すると、「HKEY_CURRENT_USER」のキーですので、このリセットはWindowsログオンユーザー単位の設定です。ここでこのユーザーの設定をリセットしても、別のユーザーの設定はリセットされませんのでご注意ください。

夏休みは終わりました

9月になりましたので復帰しました。夏休みの宿題「記事のストック」は、お約束どおりほとんど作っておりません!。これから(?!)がんばります。


8月中もときどきアクセスランキングは確認していましたが、ジャンルランキング400~450位を推移していたようですね。意外と落ちていないものだなと思いました。9月2日時点のランキングは総合ランキングが63757位/1679165人中、ジャンルランキングが405位/6040人中でした。検索ワードを見ると、インストールとアンインストール関連が多かったですね。


休んでいる間にClementine11.1がリリースされた(そしてほぼ同時にそれを修正するためのパッチもリリースされた)ようですが、まだ使っておりませんので、当分これについてはコメントはありません。海外では半年以上前にリリースされており、当時はWindows VistaがなかったのでWindows Vista非対応でしたが、このバージョンも非対応のようですね。まあ法人利用の私はまだWindows Vistaではないので無関係ですが、最近はClementineも安いバージョンがあるようなので、個人でそれを買っている人は影響があるかもしれませんね。


※Clementine11.1.3パッチ情報

http://www.spss.co.jp/support/tech_info/clemen1113.html


あと、今日の時点ではSPSS 16.0 for Macの英語版の紹介が日本法人のホームページにありました。SPSS Neural Networksというオプションが追加されるようですね。SPSSとClementineでアルゴリズム自体はどちらのソフトでも出来るようにするようです。


またよろしくお願い致します。