結局のところClementineに何を設定しておけばいいのか?
SPSSはインストール後はせいぜいWindows上でデータベースのODBCを設定しておくぐらいで使用することができます(AMOSはデータベースから直接データを読めませんのでその設定もない)が、ClementineはODBC以外にもインストール後にいくつか設定をしないと使いづらい場合があります(あとで気づくんだ、これが。)。このブログにもたびたび出ていますので、ここで新しい項目とともにまとめておこうと思いました。
(1)クライアントの最大メモリを1024MBにする
3月31日の記事
のとおりです。Clementine Serverには設定の必要はありません。ついでに英語インターフェイスでClementineを使いたい場合も3月28日の記事
のとおりここで設定します。
(2)データベースノードを利用する場合はSQLに対する設定をする
接続しているデータベースに書き込み権限のないユーザーでClementineからデータベースにログインする場合、残念ながら4月6日の記事
のとおりデータベースキャッシングの機能を無効にしておきませんと、キャッシュを使用したとたんにエラーになります。Clementine Serverに対しても設定はClementine Clientで行います。
また4月25日の記事 のとおりSQLをメッセージログに表示するように設定しておきますと、あとでClementineが実行したSQLをチェックできます。Clementine Clientのみ設定できます。
(3)ヘルパーアプリケーションを設定する
Clementineと連動起動するソフトの設定をします。Clementine Serverに対してもClementine Clientで設定します。Clementineのメニュー[ツール]→[ヘルパーアプリケーション]をクリックします。
このダイアログの[SPSS]タブではSPSSのプログラムの場所を指定してClementineと連携時に使用します。[SPSS Interactive]ではSPSS Clientインストール先にある「spsswin.exe」の場所を指定します。[SPSSバッチ機能]ではSPSS Clientインストール先にある「spssprod.exe」の場所を指定します(SPSSバッチ機能は英語版では「SPSS Production Mode」と呼んでいるのでこの名前だと思われます。これとは別に「SPSSB」という別のバッチ操作がありますので注意が必要です)。このふたつを設定しておくとSPSS出力ノード実行時にSPSSを連携起動できます。
[接続]と[ポート]はClementine ServerからSPSS Serverを利用するときに設定します(持っていない場合は設定不要です)。[接続]を「サーバー」、[ポート]にSPSS Serverがクライアントに開放しているポートを設定しておくと、SPSS Serverにデータを送って、SPSS Clientを起動してSPSS Serverに接続し、このデータを開くということが出来ます。ただしClementine ServerとSPSS Serverが同じサーバーに入っている必要があります。
4月20日の記事 のようにOracleのデータマイニング機能をClementineで使用する場合に設定します。[Oracle Data Mining Integrationを有効にする]にチェックを入れて、そのためのODBC接続を設定しておいてください。
4月20日の記事 にリンクしたようにSQL Serverのデータマイニング機能をClementineで使用する場合に設定します。[Microsoft Analysis Services Integrationを有効にする]にチェックを入れてそのためのODBC接続を設定しておいてください。
*[IBM]タブ
IBM DB2 Intelligent Miner
をClementineで使用する場合に設定します。[DB2 Intelligent Miner Integrationを有効にする]にチェックを入れて、そのためのODBC接続を設定しておいてください。
ExcelやAnswerTree(販売終了ソフト)のプログラムの場所を指定してClementineと連携時に使用するための設定です。[AnswerTreeコマンド]ではAnswerTreeインストール先にある「atree.exe」の場所を指定します。[Excelコマンド]ではExcelインストール先にある「excel.exe」の場所を指定します。[[Webに公開]のURL]ではSWDFというWebサーバーに接続する場合のアドレスを設定するらしいです。ExcelとAnswerTreeはサーバーソフトはないのでサーバーとの連携はありません。
(4)options.cfgファイルを設定する
4月12日の記事
のようにテンポラリディレクトリやメモリ設定を変更する必要がある場合に設定します。Clementine ClientのファイルとClementine Serverのファイルそれぞれに設定をする必要があります。Clementine Serverのoptions.cfgを書き換えたあとでClementine Serverのサービスを再起動してください。



