データベースキャッシングには書き込み権限が必要 | SPSS備忘録

データベースキャッシングには書き込み権限が必要

Clementineも加工中のデータをキャッシュとして保持して、次回実行時に省力化を図ることが出来ますが、Clementine10.1でこの機能使うとどうやってもエラーになる場合があります。これは有効になっているデータベースキャッシング機能が使えないからです。


Clementine10.1から、今まではClementineのテンポラリファイルとして保持されたキャッシュが、データベース入力ノードから始まっているストリームの場合はデータベースのテーブルとしてキャッシュを保持することが可能になりました。これによりテンポラリファイル化によりキャッシュから先でSQL最適化(Clementineで設定した処理をSQLに翻訳してデータベースでやらせることで、データベースのパフォーマンスで処理できる)が出来なくなるということもなくなり、とても効率的と思われるのですが、裏を返せばこの機能のために「データベースのテーブル」を作る権限がデータベースログインユーザーに必要になるため、ユーザーによっては権限不足でエラーになるのです。


useroption

Clementine9.0にはなかった機能がClementine10.1では初期設定でONになっているので、気づかずにあわててしまうと思います。データベースの権限なんてそう簡単に変えられるものではないので、Clementineのメニュー[ツール]→[ユーザーオプション]で、ダイアログを開き、[最適化]タブにある[データベースキャッシング]という項目のチェックを外すことで泣く泣くキャッシュを必ずテンポラリファイルとして作成するように設定することになるのでしょう。自分は分析用のデータベースが用意されている環境でしたので、この機能に移行して便利になりましたが、みんなそのような環境ではないでしょうから、ここはもめていそうですね。