ぐるぐると考え続けて、少し落ち着いて来た所で

一つ、思い出した事があります。

私たち夫婦が子供を作ろうか、という話をし始めた時

結婚してから1年が過ぎたから

そろそろいいかな?、という理由だけだったんです。

基礎体温を付け始めて、ガタガタだという事に気づき

病院へ行って、排卵誘発剤を飲んで

幸運な事にたった2周期で妊娠が発覚しました。


それほど「子供が欲しくて仕方が無い」という時期が

無かったように思います。

排卵出来ないのかという体に対する不安はありましたが

焦りなどはありませんでした。

それなのに、あの子が私のお腹から居なくなってから

強く「子供が欲しい」と思うようになったんです。

無意識に、夏には生まれるはずだったのに・・・

早く戻って来てもらわなくちゃ。

という焦りがあったのだと思います。


妊娠前に夫と2人、京都へ旅行に行った時の事・・・

ちょうど子作りを考え始めたところだったので

子授け祈願をしたんです。

そこで「どんな風にお願いする?」と

2人で考えた結果

「2006年の上半期位に妊娠がわかったらいいね。」

という意見で一致して、そのように

お願いしてきました。

叶ったとも、叶わなかったとも今は言えるけれど

重要なのはそこではなくて

私たち夫婦の家族計画は

「2006年上半期」だったのだなぁ、と。


あの子を失って、どれほど自分に

焦る気持ちがあったのか、ハッとしてしまいました。

友人夫婦には、友人夫婦の家族計画があって当然で

私たちには私たちの家族計画があったはず。

それを、流産と友人の妊娠で完全に見失っていたみたいです。


「早く赤ちゃんに会いたいな」

「早く欲しいな」

と、何となく急ぐ気持ちになる事はきっと

間違いでも、良くない事でもないけれど

「早くしなきゃ」という焦りの色とは

また別物なんでしょうね。


焦る事と、急ぐ事は違うんだと

身にしみて思いました。


この先も、急ぐ事があるかもしれない。

けれど、決して焦らずに進んでいけたなら

きっと赤ちゃんも早めに戻って来てくれるだろうと

信じたいな。