こんにちは。
親子でアートの芽を育む「世界の名画」レッスンの加藤絹美です。
今回は年長さん~小学校3年生が参加してくれました。
自己紹介をしてから、まずは外の彫刻作品で対話型アート鑑賞に挑戦しました。
今回のお題はこちら。
まずはじっくりと作品を鑑賞。
そのあと、みんなから気づいたことなどを発言してもらいました。
・なにかを考えてる
・洋服を着ていない
・洋服を来ていないから、お風呂の中で考えているのではないか
・楽しくないことを考えている
・足の先が尖っている
などなど
台の上にあり、細部まで観察できなかったかもしれませんが、みんなさまざまな角度から作品に注目してくれました。
そして、子どもたちが持ち合わせている語彙力や経験をベースに、素敵な言葉を紡ぎ出してくれたと思います。
(作品の)顔の表情から、子どもたちとしてはあまり好きな作品ではなかったようですが・・・
次は館内に移動して、印象派を見学です。
今回はモネ「睡蓮」をピックアップ。
色などに着目して、鑑賞しながら気づいたことを書いてもらいました。
大人でさえ、美術館に行く機会が少ないと思いますが、やはり本物は色彩の鮮やかさやタッチがよくわかります。
そして、対話型アート鑑賞をもう一作品。
みんなの緊張も少しずつほぐれたのか、たくさん発言してくれました。
・船の上で結婚式をしている。
・雲がピンクになっているので、夕方の絵が描かれている。
・一人は半そでで、一人は長袖を着ている。
・(船にのった人の)影が描かれている
・絵には描かれていないけど、3人目の人がいるのではないか。
などなど
当初、発言時には緊張したり、恥ずかしがる姿も見られました。
特に低年齢の場合、自分の考えを人に伝わるように発言する機会は限られています。
しかし、前回も参加してくれた6歳さんたちは、発言の機会が増えていてびっくり。
初参加のお子さんたちも、それぞれの視点で自分の考えを言葉にしていました。
(回を重ねることで、成長とともにリラックスして参加できるのだと思います)
改めて、アートは感じるままに自由に見ていい!と思いました。
ちょっとした予備知識で広がる世界もあります。
しかし、今までの経験や知識をベースに自由に作品を鑑賞する子どもたちをみて、その豊かな感性を大切したいな、と感じました。
ご参加の方からは
などとご感想をお寄せいただきました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!!
今回、見学先として選んだ国立西洋美術館には「モナリザ」のような超目玉作品はありません。
しかし、中世末期から20世紀半ばまでの、西洋美術全般を鑑賞することができます。
(それも常設展は大人500円で!!)
ファミリープログラムが開催されているときもあるようですので、ぜひご家族でお出かけしてみてください。
なお、次回の対話型アート鑑賞イベントは未定です。
お友達3名以上でプライベート開催も可能です。
ご希望の方は公式LINEにてお問い合わせください。
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