春の陽気というより、初夏のような暑さでのスタートとなった今年の畑ライフ。
3年使用した長靴はひび割れてしまったので、今年度は新調しました。なんだか気分も一新です!

体験農園には、今年は47組が参加。広い畑をみんなで区分けして使います。7割が継続メンバーなので、ほとんどが顔なじみ。畑を愛する人たちというのは、本当に心優しき人が多いようで、みんなで助け合い、分かち合いの精神で、畑の作業も進めていきます。夏には、収穫した野菜でバーベキューするのもこの体験農園の楽しみの一つとなっています。20代から80代?ぐらいまでの共同作業は、普段の生活とは違った会話を生み出してくれたりします。

今年最初の作業は、ジャガイモの植え付けとほうれん草と小カブの播種。
園主さんの息子さんが、耕耘機で整地してくれ、種が蒔きやすいようにしてくれます。

今はこんな便利な優れものの種まき機があり、あっという間に種まきが終了するのもありがたい。

ジャガイモは大きいものは半分にカットし、切り口には灰をつけます。殺菌効果あり。これも先人の知恵ですね!

キタアカリをメインに洞爺をプラス。キタアカリはホクホクして甘みがあって大好き。コロッケにもぴったりです。7個を2列植えると、7月頃には大きな段ボール一箱以上の収穫になります!

畑をやるようになって一番感じるのは、自然との対話です。季節の移り変わりをきめ細やかに察知することが大事。蒔き時は、遅すぎても、早すぎても作物の収穫に影響を与えます。去年のような猛暑の時も、暑さ寒さは彼岸までの言葉通り、ちゃんと彼岸には気候が落ち着いてくれました。
作物を植えれば植えるほど、土地は柔らかく、黒々と栄養たっぷりの土へと変化していきます。
ほったらかしにしていれば、収穫は少なめだし、暑い夏、時間のある限り、畑に行って水やりすれば、ひと夏では食べきれないほどの量を収穫できます。
農薬や化学肥料を使用しない有機農業は、作物に与える人為的ストレスがないため、成長は緩やかですが、自生力が強く、長く収穫ができます。
自然との共生といいますが、自然に支えられて人々の食生活は成り立っているわけで、畑を始めてからそういう謙虚な気持ちになることができました。
これらは、東北への取材でも感じたことです。自然に生かされていることを知っている人は、自然に対して謙虚であり、大地に根を張った強さを持っています。そしてとても優しい。
明日は3月11日。震災から2年が過ぎようとしています。災害や原発事故に苦しめられながらも一歩一歩立ち向かっている東北の人々を思いながら、過ごしたいと思います。
日本が豊かで実り多き国となるよう。未来の子どもたちが笑顔で過ごせる国となるように。
今日1日、たくさんの震災関連の番組を見ながら、4年目の畑の日に、改めて心に強く刻みました。
3年使用した長靴はひび割れてしまったので、今年度は新調しました。なんだか気分も一新です!

体験農園には、今年は47組が参加。広い畑をみんなで区分けして使います。7割が継続メンバーなので、ほとんどが顔なじみ。畑を愛する人たちというのは、本当に心優しき人が多いようで、みんなで助け合い、分かち合いの精神で、畑の作業も進めていきます。夏には、収穫した野菜でバーベキューするのもこの体験農園の楽しみの一つとなっています。20代から80代?ぐらいまでの共同作業は、普段の生活とは違った会話を生み出してくれたりします。

今年最初の作業は、ジャガイモの植え付けとほうれん草と小カブの播種。
園主さんの息子さんが、耕耘機で整地してくれ、種が蒔きやすいようにしてくれます。

今はこんな便利な優れものの種まき機があり、あっという間に種まきが終了するのもありがたい。

ジャガイモは大きいものは半分にカットし、切り口には灰をつけます。殺菌効果あり。これも先人の知恵ですね!

キタアカリをメインに洞爺をプラス。キタアカリはホクホクして甘みがあって大好き。コロッケにもぴったりです。7個を2列植えると、7月頃には大きな段ボール一箱以上の収穫になります!

畑をやるようになって一番感じるのは、自然との対話です。季節の移り変わりをきめ細やかに察知することが大事。蒔き時は、遅すぎても、早すぎても作物の収穫に影響を与えます。去年のような猛暑の時も、暑さ寒さは彼岸までの言葉通り、ちゃんと彼岸には気候が落ち着いてくれました。
作物を植えれば植えるほど、土地は柔らかく、黒々と栄養たっぷりの土へと変化していきます。
ほったらかしにしていれば、収穫は少なめだし、暑い夏、時間のある限り、畑に行って水やりすれば、ひと夏では食べきれないほどの量を収穫できます。
農薬や化学肥料を使用しない有機農業は、作物に与える人為的ストレスがないため、成長は緩やかですが、自生力が強く、長く収穫ができます。
自然との共生といいますが、自然に支えられて人々の食生活は成り立っているわけで、畑を始めてからそういう謙虚な気持ちになることができました。
これらは、東北への取材でも感じたことです。自然に生かされていることを知っている人は、自然に対して謙虚であり、大地に根を張った強さを持っています。そしてとても優しい。
明日は3月11日。震災から2年が過ぎようとしています。災害や原発事故に苦しめられながらも一歩一歩立ち向かっている東北の人々を思いながら、過ごしたいと思います。
日本が豊かで実り多き国となるよう。未来の子どもたちが笑顔で過ごせる国となるように。
今日1日、たくさんの震災関連の番組を見ながら、4年目の畑の日に、改めて心に強く刻みました。