いつまで続くのだろう、この暑さ。
今日も一段と暑かった気がする。
日曜日の畑も焼けるように暑かった。
7月末に植えたニンジンのタネは結局暑さのため、発芽せず、この冬はニンジンなし。
毎年冬の楽しみだったのに~、残念。
しかし、この状態が続くと、本当に食材事情も変わってくるのでは?と思ってしまう。
東北も雨少ないし、農作物は無事に育ってくれるのか~~。
白菜、大根のタネ、ブロッコリー、キャベツを定植しました。
お昼間の作業時に、お水をあげると、焼けてしまうということで、夕方涼しくなってから、水やりに。
この冬の食材確保のため、よろしくお願いします。
気がつけば、畑の回りは、すべて新築物件が建ち並んでしまいました。
畑は次々売られ・・・。
この畑のみ、肩身の狭い思いをしています。
府中でもどんどん畑が宅地にされて、農家を辞める方が増えているんでしょうね。みな、息子さんはサラリーマンになって、農業は継がないようだし。
食糧自給が心配で、仕方のない今日この頃です。
さて、この夏の残暑で痛めつけられた身体を中から改善していく薬膳講座に誘われ、行ってきました。
圧倒的に女性が多い中、なぜか私たちのテーブルの前には黒3点。
二人は石垣の食材を東京に卸している会社の方、もう一人は、工芸茶の専門店の方。
まずは、工芸茶。
見ているだけでも楽しめますが、薬効もたっぷり。白菊、姫百合、金木犀。リラックス効果もあり、菊が身体を冷ます効用も。
今回のテーマはほてった身体と、この夏酷使した肺を潤し、さらには乾燥を防ぐという薬膳をいただきます。
きくらげやきのこ、百合根、山芋、落花生などをこの時期食べると良いそうです。
畑の落花生も10月初旬には食べられるはず! ちょうどいいね。
器も素敵ですが、ふかひれ、三種のキノコ、鳥骨鶏のスープ。免疫力を高め、疲れやすい身体を回復させてくれるそう。この贅沢スープだけで、身体の中が潤っていきます。
続く、海老、ほたて、豚肉と落花生の炊き込みご飯とシェフの技の饗宴。
この夏、ちょっと出費が続いたので、節約モードなのに、美味しいものに呼ばれると、誘惑に負けてしまいます。
それでも食べながら、健康になれる食養生の考え方は、食いしん坊の私にはぴったり!
それにしても、今、有名レストランのシェフに人気なのが、沖縄の食材。
確かに、この猛暑の中でも元気だし、パワーもあって、新しい味わいが出せるのかも。
これから食分布図も変わっていくのかな~~。
石垣の方と農業の話もしましたが、石垣の農業は、余計なものを入れて、土をダメにするぐらいなら、と無農薬有機栽培が中心。
「東京の土はいろんなものが混じっちゃっているでしょう?」と聞かれ、石垣が羨ましくなりました。
農地も安く、住宅もいっぱい余っているらしいので、石垣で農業もいいな~とぼんやり思い描いていました。
子どもが育ったら、考えたいな!
さて、この夏の猛暑で疲れ切った身体、そろそろダメージが一気に出てきそう。
こもった熱を冷たい飲み物で冷やすのではなく、上記の食材を使って、上手に熱をとって元気に秋を過ごしたいもの。
畑では秋ナスも盛り。ナスも身体を冷やしてくれる食材。
美味しいものを食べて、元気に!これがやはり基本だね。