今年に入って、blogの更新がボチボチなのは、仕事が忙しいこともあるんだけど、もうひとつ重くのしかかっている娘の高校受験~~、なんだか気が滅入る日々。


あと2週間、ふ~~、気が抜けません。


ま、楽して通り抜けるより、苦労して勝ち取った方が彼女の人生にとっても意義のあることだし、私が何かできるわけでもないんだけど、なかなかね~。早く帰れる日は早く帰って、少しでも子どもの気をほぐし~、和ませ~~。


それにしても、自分の時にはこんなに大変じゃなかったように思うんだけど~。少子化なのに、今どきの子どもたちの受験は、なんだか大変・・・。


そんな合間をぬって、今年最後の畑。作物を片付け、畑を休ませます。



kurodaが行く

土の中で保存しておいたニンジンも一気に引っこ抜きました。



kurodaが行く

霜を超えたニンジンは甘くて、蒸しても、煮ても、炒めても、最高においしい~~。


収穫したネギで、焼き芋ならぬ、焼きネギ! 口に入れた瞬間にとろけます~~。こんなにおいしいネギは生まれて初めて!!!



kurodaが行く

あれよあれよという間に3年目に突入の体験農園。ほとんどの人が毎年更新で、今や畑仲間がたくさん!

日々のストレスも畑に来ると、す~~っと抜けるから不思議。土に救われています。来年もがんばりましょう!



kurodaが行く

ギリギリまで畑で耐えてもらった白菜も、何枚か外の葉を向けば、中はばっちり食べられます。こちらも柔らかくて、煮るとトロトロに。豚肉と白菜のミルフィーユは我が家の定番。味付けは、昆布出汁と酒、醤油、みりんでさっぱり和風です。


昨日は、打合せ兼ねて、友人家近くのラクーアへ。お互い子ども連れなので、遊ばせながら、軽く仕事の打合せと近況報告と。



kurodaが行く

こんなのどかな乗り物もありました! 都会とは思えません。1年生と6年生、年は違えど、すぐに仲よく遊んでくれて、しばし、ほのぼのした時間。


そして、今日は、とうとう我慢できず、下北へ芝居を見に行ってきてしまいました~。


昔から大ファンのケラリーノ・サンドロヴィッチが演出を手掛けた「龍を撫でた男」。千秋楽、ラッキーにも当日券が買えました。


作は福田恆存。大正生まれで、戦後文筆活動にあたった方。


たくさんの劇作、演出を手掛け、海外の著名演出家や俳優の招聘にも尽力を注いだとか。


この作品は、昭和27年に文学座で初演! 芥川比呂志や杉村春子が出演。う~~~ん、こちらも観てみたかった!


ストーリーはといえば、精神科の先生、その妻、妻の弟、狂った妻の母、愛人らが、織りなす人間関係なんですが、人間の深層心理と狡猾さをすごくシンプルに描いています。場面転換も派手な演出もないのに、セリフの応酬だけでどんどん引き込まれてしまいました。


常識という均衡を保つことと、気が狂うことは表裏一体。でもずっと重苦しい雰囲気ではなく、ケラの演出が、随所に笑いもちりばめていて・・・、大満足の2時間でした。


舞台美術もレトロな豪邸が素敵で、そこに映像が見事にコラボされ、新しさも加わって、あ~~~、やっぱり生はいいですね! 


娘の受験が晴れて終わったら、今年は、ガンガンお芝居も観たい!!


そして、久々の下北も、なんだか楽しく、昔よく行ったカフェでお茶も楽しめ、たった3時間だけど、とってもぜいたくな時間でした~。


心が満たされた週末。


また、明日から頑張る気持も湧いてきました!


これからが正念場。


春に向けて、もうひと踏ん張りです!