すっかり秋、畑も今が一番、作業しやすいのかな~。12月収穫を目指して、冬野菜をたっぷり作ります。
一つの穴に5粒ずつ撒いたのですが、今回、大きくなってきたので、1本にします。
間引いた大根がこんなにたくさんの量に。
細かく刻んで、冷凍しました。菜っ葉飯、菜っ葉の佃煮などの他、お味噌汁や炒め物、さらには、野菜たっぷりソースなどにも使います。
ブロッコリーとキャベツの芯が虫に食われてしまった人のために~と、馬場さんが別の畑で育てたブロッコリーとキャベツをもらうことになりました。
みんなでぞろぞろ、自転車で移動。
するとびっくり、畑というより、草むらの中にブロッコリーやキャベツが・・・。
無農薬有機からさらに自然農へと。馬場農園、進化しています(笑)。
収穫の終えた落花生などや抜いた草たちも一か所に集めて、今度焼き芋する時に燃やしましょうと。
無駄なものは何もないということで、堆肥も藁やら葉っぱや炭を燃やしたものやらを積み上げて作っています。
藁は近くにある東京競馬場で使用していたものをもらってくるそうです。
今後は、どうなるのかな~藁・・・。
馬場さんは、農家の息子ですが、40過ぎまでは公務員として働き、その後、農家を継いだそうです。
農家さんとしてはスロースターター。
それゆえ、慣行農法より、無農薬有機の農業に興味があったようです。
「農家の人たちは、酒じゃなく、農薬で肝臓をやられるんです」と最初の頃、話してくれました。
ここ体験農園は、馬場さんにとっても念願の畑なのではないかな~と思います。
「農薬撒いてないですから、間引き菜もたっぷり食べてください~」と嬉しそうに言います。
暗い気持ちになりがちな日々ですが、馬場さんや体験農園の人たちに会うと、心が少し軽くなります。
今日もまた、みんなで協力しながら、畑をやりました。
仲よくなった奥さんから、蕎麦の種をもらいました。プランターで育て、スプラウトをつまみ菜として食べると、ものすごく美味しいのだそうです。
ここに来ると、人間は、本当はみんな善人なのでは??と思えてきます。
こんないい人たちがいる世の中なのだから、心をあわせれば、きっといい方向に進んでいくんじゃないか、そんな気持ちにさせてくれます。
去年もずいぶん喜ばれた冬野菜。
今年も鍋・忘年会のシーズンには大活躍してくれそうです!