もう・・・、まだ・・・、3月11日から半年が過ぎました。
被災した方たちの現状をテレビで見るにつけ、もう半年も経ったのに、まだ、何も生活再建は手つかず・・・といった不安が伝わってきます。
真冬から真夏へ、季節もこんなに大きく激変したのに、未だ仮設住宅に入れない方もいて。
さらにいえば、教育、仕事などは、まだまだ見えない復興に振り回されているようです。
薄らいできた記憶・・・といわれますが、NHKでの特集番組やその他の方々の活動を聞いて、これからの復興という気持ちを新たにしました。
新内閣もぜひ、半年を迎えた今、これ以上の無駄な時間を過ごさないで済むよう、自覚して、言動してほしいと願ってやみません。(もう文句を言うエネルギーも復興支援に向けなくちゃね!)
さて、震災直後のゴールデンウィーク前後に、気仙沼・仙台へと1000人分の食材を持ちこんで炊き出しに行った
イタリア家庭料理研究家のアドリアーナが、9月18日~20日まで、今度は南相馬へ炊き出しに向かいます。
前回のボランティアの様子はコチラ 。
そして、今回の南相馬への炊き出しについて、下記のお願いがあります。
La mia Italia+αは東北地方太平洋沖地震募金・協力を募集いたします。
3月11日(金)に発生した国内史上最大の大地震による震災に見舞われた皆様におかれましては、心よりお見舞い申し上げると共に、特に、犠牲になられた方々には心よりご冥福をお祈り申し上げます。
La mia Italia+αは多くの方々の協力を得て、第2弾として南相馬へ向かいます。
温かい食べ物と甘いケーキ、そして美味しいコーヒーを無償で提供いたします。
La mia Italiaアドリアーナを代表に、仲間と現地に向かいます。
9月19日20日から2日間で600人分の食事の提供を目指します!
募集内容/9月18日(日) La mia Italia渋谷スタジオ必着でお願いします。
1)お水提供のお願い
現地に持って行くお水として、50リットル必要です。ペットボトル1本から歓迎致します。
2)ケーキ制作のお願い
ケーキを30ホール分。ご協力いただける方にはレシピをお渡し致します。
3)募金のお願い
少しでも直接的に被災者の皆様の役に立てる様、物資を買い出しして差し入れるためのお金です。
前もって向かう先の各役場へ連絡し、必要なものを伺います。
4)化粧品提供のお願い
ファンデーション、眉毛描き、口紅など。
皆様のご協力をお待ちしております。
■お問い合わせ■
e-mail: lamiaitalia1210@yahoo.co.jp
アドリアーナまで
ボランティアTシャツも販売しています。1枚2000円。Sサイズでもちょっと大きめ。私は子ども用160cmを購入しました。
ケーキは、今、大量に作ってくださる方が見つかったので、できれば、1.3.4.でご協力いただける方、ぜひ
よろしくお願いします。
私も、3日間、南相馬へとボランティアに出かけます。
ミセスハーブ からも化粧水にも赤ちゃんのおしり拭きやドライシャンプー代わりにもなる「ハーブ蒸留エキス」を提供してもらったので、持っていきます。
今回は、老人ホーム、仮設住宅2箇所を回る予定だそうです。
「考えてるより、行動する~」
震災以降、外国の方たちのこういうパワーに勇気づけられています。
アドリアーナは、イタリアという放射能に敏感な国の出身でありながら、帰国を選ばず(帰国を決意した人も多くいます)、被災した地域の人たちのために、何かできることはないかと活動している姿に、本当に頭が下がります。
日本に来て、14年なる彼女ですが、その間に日本人以上に日本に溶け込んで、たくさんの仲間や生徒さんに囲まれている彼女を見ると、嬉しくなるやら、ありがたいやら。
福島のことは、引き続き、電力を使用している関東圏内すべての人が、自分のこととして考えていかなくてはいけない問題です。
いえ、全国の人が、原発について、考えてなくてはいけない時に来ています。
家族にはちょっと我慢を強いますが、子どもたちも、今行く必然性などを感じてくれていて、応援してくれています。
今年の1月から、国際交流的な仕事に関わっているのも不思議なめぐり合わせですが、こうやってアドリアーナと10年ぶりに再会し、アドリアーナの活動を手助けするのも不思議な縁です。
少しずつでも、復興に向けて歩みを、一歩ずつ、10年かけても、20年かけても進めながら、未来を作る。
すべての大人の責任だな~と思いながら、半年後の今日、心に誓いました。