ギリギリ、確定申告に間に合いました。
この状態だし、期限日守らなくても大丈夫よね、と自分に甘いささやきをしてきましたが、
税務署に電話したら、「提出だけなら、今日中受け付けていますから、投函してください」とぴしゃりと言われました。
なので、意地になって、まさにジャストタイム17時に滑り込み、提出してきました。
やればできるものなのです!
さて、今日の夕食時、息子から、うれしい一言を聞きました。
息子「俺、小学校の先生になるわ」
私「え、急に? なんで?」
息子「なんか、みんなを守りたいし、今起きていることをちゃんと子どもたちに伝えたい」
この間まで、緊張感のかけらもなく、ぐだぐだしては怒られていた息子とは、違う息子にびっくりするやら、うれしいやら!
「今までは、テレビで地震のニュースとか見ても、実感わかなかったけど、自分が体験して、本当にいろんなことがわかったし、だからちゃんと、こういうことを伝えたい」
うん、そうだね! その気持ちが未来の支えになる。
被災地での死者の数が増え続ける度に、原発のニュースが流れる度に暗澹たる気持ちになっていたけど、
被災地の子どもたちは、この辛い状況の中で、強く、やさしく、他人を思いやれる人に成長していくのだろうと思います。一生懸命、家族や友人を助けようとする周りの大人たちや、駆けつけてくれた救護の人や応援にやってきてれくれた外国からの人など、たくさんの凛とした大人の中で、隣人を愛す、立派な国際人になっていく気がします。
これが社会の宝です!
だからこそ、彼らや彼女たちが、社会に出て、活躍するその時まで、私たち大人が日本を支えなきゃ、改めてそう思います。
未来の子どもたちは確実に育っている。悲惨な現実の中でも、そう思うと、少しだけ希望の光が見ました。
まだまだ辛い状況にいる被災者の方たちに思いをはせながら、今を生かされている私たちは、なんとしてもこの国を支えていこう!と思います。