去年のblogから読んでくれている人は、知っていると思うけど、私が去年、はまりまくったルバーブ。
ふきのような茎からは想像もできないおいしいジャムが生まれることに感動して、あちこちに配りまくったっけ!
去年のルバーブ記事はこちら 。
そんな私のルバーブ熱を受けて、ミセスハーブ が今期はさらにたくさん栽培してくれました。
先日、ミセスハーブの畑で収穫してきたルバーブでジャム作り開始。
今回は、てんさい糖を使ってみました。私はもう少し、甘さ控えめがいいんだけど、今回はジャムらしく甘さもたっぷり・・・に仕上げました。
繊維もたっぷり、手作りジャムらしく、ごろごろとルバーブが入っています。添加物一切なしのジャム。
酸味があるので、カンパーニュなどにもばっちりかな~と思います。実は、このジャムにぴったりのパンを売っているパン屋さんがあり、こことコラボできないかな~とひそかに、案を練っています。絶対にあう!との確信あり。
朝の日課で、ヨーグルトとルバーブ。先日、ダノンから発売されたルバーブ入りヨーグルト食べてみましたが、味が全然違うというか、別物・・・とまた、自画自賛(笑)。
みなさんに食べていただける機会を作れないかな・・・とこちらも思案中。
さて、ジャムを作る時に半端に出たルバーブは、ミセスハーブのトマトと一緒に煮込んで、ハヤシライスになりました。無駄なことが一切ない。
かなり酸味たっぷりのハヤシになりましたが、夏にはぴったりの味です。
ミセスハーブと再会してから、この1年、食の奥深さといいますか、食べ物のパワー、素材の持つ力を改めて痛感しています。
気分が落ち込んでいても、ミセスハーブのお野菜を食べるとあっという間に力が湧いてくるのは、目に見えない自然のエネルギーのおかげのような気がしています。
はじめてづくしのことを手掛けて、1年。急速に展開するわけではないし、これは仕事なの? 趣味なの?と自問自答してしまうことも多々ありますが、ミセスハーブの畑に行くと、なぜかそんな迷いが吹っ飛ぶのです。
この夏、他の農園では収穫を前に枯れてしまう野菜がたくさんあると聞きます。
いつもと同じように育てたのに、実がならない・・・なども。
ミセスハーブの畑も心配していましたが、これが有機農業の強さなのでしょうか? 周りの畑とは一線を画した生い茂った緑の畑に目を見張りました。
この暑さに負けず、どんどん実もなっています。
有機農業は、収穫が安定しない・・・といわれますが、この異常事態にも強い・・・というのは、使い古された言葉ですが、やはり奇跡・・・のパワーがあるのかな・・・と思えてしまうのです。
これも、植物たちに、常に畏敬の念を払っている彼女への、自然界からのご褒美なのかな・・・と思ったりもします。
もう終わりかな~と枯れ始めた植物がまた、勢いを増してくる・・・なんてこともあります。
だめになりそうな植物がミセスハーブの手入れで、復活することもよくあります。
本来持っている力を伸ばしてあげているだけ・・・という言葉は、本当の意味での再生力を見せつけられます。
ミセスハーブと一緒に伝えたい本物の力は、一足飛びに波及するものではないのですが、有機栽培と同じで、じわじわと力を蓄え、発信していけるような気がしています。
化成肥料たっぷりで急速に育てられた野菜と同様、現代の人間は、急激な成長にあおられて、無理をしいられ、疲れきってしまっているように見えて仕方がありません。
人間関係も簡易に築くのではなく、ぶつかり合いながらもしっかり理解を深め、絆を深めていくことでゆるぎないものが出来上がる気がします。
そういう意味では、やはりネットのコミュニケーション力だけに頼る現代の行き過ぎた社会は、どこかでポキッと折れるのではないか・・・と、心配になってしまいます。
しっかりと根幹を築いて、多少困難にあっても揺るがない中心線を持つことができれば、倒れずに前へ歩いて行ける力になると思っています。
体感すること、本物を知ること、自分の本能や感覚を大切にすること・・・、立ち上がる力がわかない・・・と思ったら、ぜひ自然の中へ・・・。
この夏、おすすめの時間の過ごし方です。