相変わらず、本業の業界はひどい状態で、営業や打ち合わせに行っても、愚痴と慰めあいで終わることもしばしば・・・。
これじゃ、モチベーションあがらないよな~、と思いながら、重たい足取りで帰宅することも・・・。
本当に「不況・・・」という言葉だけでは、語りつくせない状況です。
違う時代を迎えるのだという覚悟が必要かな~と思います。
去年の終わりに会った占いの先生に、「みんな甘いのよ~!! 飢える時代が来るんだから、もっと気を引き締めて、そんな浮ついた考えは捨てて、今までのやり方や考えは通用しないんだから~」と激られましたが、本当にそうなんだと思います。
企業の人と話してても、合併話があちこちであり、それに伴い、リストラもまだまだ増える・・・とのこと。
この4月、就職できない子どもとリストラされた親・・・という恐ろしい状況はまだまだ起こりえるということです。
わが家は、自営業っていうか、自由業なので、リストラされる・・・という精神的苦痛はないものの、去年あたりから、経済難はひしひしで、ずいぶん貧乏に耐えうる生活に切り替わっています。
子どもたちもだいぶ覚悟が出来てきたようで、どういう仕事につこうか、何をやって、働いていこうか・・・、毎日の会話に頻繁に出てきます(苦笑)。
「公立高校に行けないんだったら、働いてもらうからね~」という私の脅しが、効いているのかな~。
さらには、最近の中学校では、社会の先生が「君たちの将来は、中国人の社長に雇われて、その下で働くようになるから・・・」とか、「日本は中国の一部になるから」と教える先生も多いようで・・・、彼女たちの方が、日本の危機を感じているかも・・・。
先日、春節の時、たまたま銀座に娘と出かけたら、大型バスが何台も止まっていて、周り気づいたら、みな中国人・・・ぐらいの勢いで、買物袋を提げる人々に会い、思わず、ここはどこ?と思ってしまったこともあり、
「いよいよ、日本は・・・」という気持ちもぬぐえないでいます。
あ~~~、どんだけ暗い話題。
それでも、去年1年、大病はもちろん、風邪ぐらいだったら、1日寝て治す・・・わが家だったし、一度も病院にお世話になっていないって、すごいことじゃない!って思ったり。
トヨタはあんなだけど、真央ちゃんはじめ、地元愛知出身のスケーターたちは、バンクーバーで大活躍してくれたし、少しは気運も上がるのでは・・・と思ったり。
それにしても、弱冠19歳の真央ちゃんのあきらめない姿勢を見るたびに胸が熱くなり、勝負の世界の厳しさに気後れすることなく、果敢に立ち向かっていく姿に改めて渇を入れられた気分です。
どこかのコメンテーターが言ってましたが、「真央ちゃんの負けをちゃんと認められる強さ・・・」というのを聞いて、
改めて、彼女の強さを思い知ったりもしました。
この日本を作ってきた私たち大人が、ちゃんと失敗や負けを認め、新たに再生していくことから逃げないで、立ち向かい、そしてあきらないこと・・・、これこそが今求められていることのような気がしています。
さらに、若い選手たちから何度も口に出る「感謝」という言葉を聞く度に、自分と他者との関係もちゃんと認めつつ、生きていくこと・・・。
彼、彼女たちが身をもって教えてくれている気がしました。
世界の舞台に立つということは、人格含めての実力のことだと改めて思います。
私も緩んだ気持を引き締めて、新しい季節を迎えます!