今日は1日、家仕事・・・。と思うと、時間の使い方がゆったりと贅沢。子どもたちが8時前には出てしまうので、洗濯、掃除を終えても、まだ9時前。
なので、こんな日は、朝から一服。
先日の「中国茶と飲茶を楽しむ」イベントで、お土産にいただいた花茶(ジャスミン茶)。
お湯を注いで、開いていく様がなんとも美しい。
ほら、絵画のようでしょ。こういうお茶を作って、楽しむ中国人の文化に、私は興味がそそられてしまいます。
中国が苦手・・・という人が私の周りには多いんだけど、私は、10代の頃から、面白い個性的な中国人の人と知り合う機会が多く、知れば知るほど、奥深い中国の魅力にはまっています。
先日淹れていただいた中国茶。
ガラスが二重になっているので、キラキラ光って、きれいです。
こんな風にシャンパングラスに淹れても飲むんですね~。いつもペットボトルで飲む中国茶って茶色ですが、本当のいいお茶は、こんな薄い色をしているのです。
汀先生いわく、中国では、お茶は薬。その季節、体調にあわせて飲むもの・・・とのこと。医食同源の国ですからね~。
この先生の知り合いのお茶畑の人たちは、みな有機でお茶を栽培しているそうで、この地域では、痴呆という状態が理解できないそう。70代を超えた人も元気に茶畑に出て、働いているし、お肌もツヤツヤだそうです。
汀先生もそのようなお年だそうですが、本当白くてスベスベのお肌。「私はお化粧しないんです。自然のままが一番と思っているから。お化粧品に高いお金使うなら、高い、いいお茶を飲みます(笑)」と言っていました。
先生のお話の中で、驚いたのは、緑茶は身体を冷やすお茶なので、夏場に飲むのだけど、そのお茶を翌日に飲んではいけないと昔から言われているそう。なので、日本に来たとき、ペットボトルで緑茶を売っているのにびっくりしたそうです。
お茶に対する概念が違うのだな~と改めて思います。
中国の農薬問題が非難されるけど、そもそも、日本が大量の烏龍茶を輸入して、ペットボトルなど作り、いつでもどこでも飲めるようにしなければ、大量の茶葉を生産しなくてはいけない状況にもならなかったわけで・・・というのも、あるんじゃないかな~と思ったりします。飲料メーカーに怒られるかしら?
便利さを取ると、失われるものが必ずあります。
中国のタクシーの運転手さんは、水筒に茶葉を入れて家を出て、なくなると、どこでもお湯をくれるので、足して、お茶を飲んでいるといわれます。
お茶を愛する国ならでは・・・の習慣だな~と思います。この風習がペットボトルにすりかえられないことを願いいます。
悪いところばかりみないで、相手の国の良いところも見ると、意外と国際交流はうまくいきます。
いえいえ、人間関係全てそうですね。
もちろん相性ってのもあるけれど、まずは相手の良いところを受け入れる。自分と違っていても、「なるほど~」と認める。
そうすると、相手も好意的に反応してくる。相手が乗ってくるのがわかります。これを相乗効果というんでしょう。
うまくまとまったところで、この辺で終わります~!