明日で5月も終わり。
来月は、1年の半分の締めくくり。
今年の1月~3月までは、自分の方向性がよくわからなくなり、
4月は予定していたはずの仕事が次々なくなり、
いったい何が何だかわからなくなっていたけれど、
5月は、思いっきり、自分を振り返り、
今までの空白の5ヶ月間を一気に埋めるような出来事と出会いの連続。
たぶん、今年の初めのようなふわふわした状態で、
いろんなことが進んでいたら、いろんなところで支障を来し、
せっかくのチャンスもぐちゃぐちゃになっていたのかも。
閃きと勢いには自信があるが、持続継続根回しにかける私。
そのための禅問答期間だったのかな~と思うほど、
試されているのかな~と思うほど、
何度も何度もつきつけられた言葉。
「本当にそれがやりたいこと?」
友人ともこの2週間、何度か話に出たが、
本当にやりたいことを決意してやるときって
何かが動く~。
目に見えない何か・・・。
今週初めて出会い、昨日すでに2回目となる彼女から、すごい話を聞いた。
フランス料理を学ぶため、三ツ星レストランでの修行しようと思ったが、
何十通もの履歴書が積み上げられるレストランで、働くことは無理だろう~と言われたとか。
そこに行けないのなら、フランス行きを辞めようと思っていたところに、
キャンセルが出て、働けることになったとか。
料理界で女性が働くことは、想像を絶するシビアな現実がある。
それでもそこで、信じられないほどのたくさんのことを学べたと彼女から聞いた。
たぶん彼女の情熱が、何かを動かしたんだろう。
今日の夕刊。
聴覚が不自由な女性が、銀座で筆談でホステスをしているとか。
「聞き取れない会話。相手の声を聞く代わりに、気持ちを読んだ・・・」
お客さんからは、まっすぐな性格を応援したくなる。筆談のゆるやかな時間がいい、と
店でもナンバーワンを競っているそう。
私も人を応援する仕事がしたくて、物を書く仕事を選んだ。
私の書いた文章で少しでも元気になる人がいたら、
何かに気づいてくれる人がいたら、
新しいことにチャレンジする勇気を持ってもらえたら。
そんな気持ちで、物づくりにかかわってきたけれど、
いつからから、そんな自信や熱意が失われてしまった。
どんな人も人の喜ぶ顔を見るのはうれしい。
それをどんな手段で提供するのか。
それが仕事選びにつながっているような気がする。
昨日のライブも、不思議なほど、20代に持っていたエネルギーを
思い起こさせてくれるライブだった。
昨日会った彼女も。
そして今日の夕刊も。
出会いは、必要なタイミングで、いろいろなことに気づかせてくれる。
この1か月間の日々をくれた神様に本当、感謝!
6月からは、この思いをいろんな人に伝えられるよう、
がんばろう。