こんにちは!
スプラウト阪神の岡本です。
今日もよろしくお願いいたします。
今日のテーマは『好きじゃないものが好きに変わる瞬間』
今日のお話は完全に主観のみ。
僕個人の体験談です。
僕は最近まで『ドラマ』とか『映画』があまり好きではありませんでした。
事の始まりは、僕の中学生、高校生時代までさかのぼります。
当時はインターネットも発達しておらず、『TVドラマ』は若者がよく見ていた大きな娯楽の一つでした。
学校に行けば『昨日、○○(ドラマの名前)見た?』
なんて聞かれることもありましたね。
で、話題にもなるもんだから『ちょっと見てみよう』ってことで流行りものに乗るような感覚で、当時『トレンディドラマ』と呼ばれているものを見てみることにしました。
『おもしろくない・・・・』
話のストーリー自体にはそこそこ面白く感じるものの、そこまで『入り込める感覚』が出てこない・・・・。
周りの友達に『あのドラマ、面白い?』と聞くと
『けっこうおもろいやん』と返ってくる・・・。
『どの辺が面白く感じる?』と重ねて聞いてみると
『○○(女優さんの名前)、かわいいやん』
『△△(同じく女優さん)みたいなタイプの方が好きかな?』
と返ってくる。
そこであることに気づき、自分はドラマには向かないと考えました。
その『あること』とは。
例えば『『プロ野球選手』は
幼少期から野球に打ち込み。
甲子園や大学野球などで誰もが認める実績をおさめ。
『国内最高峰の舞台(プロ野球)で活躍できる』と認められた人たちの、紛れもなく『最高のプレー』を見ることができる。
対して俳優さんや女優さんの多くは
『容姿がいいということでアイドルをしていた。』
『服をカッコよく着こなさるという技能でモデルさんをしていた。』
こういった人が多く
幼少期から演劇部で演劇を突き詰め、誰もが認める実績を引っ提げて俳優さんになったわけではない。
もちろん、原作者の方や監督さん、スタッフの方はそうではないでしょうから『ストーリーが面白くない』というわけではないが、どちらかといえば周りの友人は『容姿』や『あんなら分ストーリーのような彼女ができたら…。』といった目線で楽しんでいるように思いました。
野球に例えるなら、『野球自体が楽しいかどうかは別として、選手がイケメンだから見ている。』みたいな感じ。
ただ、『ストーリーに入り込めるかどうか?』『物語として楽しめるか?』という視点で見た時に、僕にとってはそれほど魅力的なもののようには感じませんでした。
『これなら野球を見てる方がいいな』
そう思っていましたので、それ以降、『毎週楽しみにドラマを見る。』ということはなくなりました。
そしてその感覚は時代が進んでもあまり変わらず。
たまにドラマの番組宣伝で俳優さんたちがバラエティー番組に出演していたりするのを見ますが、
『クイズ番組で簡単な漢字が読めない。』
別に『漢字が読めない』こと自体はどちらでもいいんです。
ただ、『漢字が読めない』ということは『読書量が少ない』ということとほぼほぼ直結します。
読書量が多いのに漢字に弱いって人、見たことありません。
多い読書量は小説を深く理解する、登場人物の心情理解を深くできるように自分の能力を高めてくれます。
逆に言うと、読書量の少ない俳優さんが原作を読んだときに『深い心情理解』ができているとはどうにも思えない・・・・。
『理解』ができていないのに『表現』することは難しんじゃないのかな?
そんな風に考えて『ドラマ』というものを結構軽く考えてしまっていました。
それが最近、とある一つの『ドラマ』に出会い、『ドラマも結構いいかも』という風に感じるようになってきました。
そのドラマとは『Dr.コトー診療所』
最近まで夕方、再放送で放送していました。
ただ、全話を見たわけではありません。
見たのは最後の方の何話かですね。
夕方、家内が見ていたのをたまたま、なんとなく見ていただけでした。
役者さんのお名前は存じ上げませんでしたが、主役の『コトー先生』を演じていらっしゃる役者さんの感情表現に引き込まれるものがありました。
なんというか・・・・。
演技がうまいのかどうかは僕にはわかりませんでしたが、長年、一生懸命に積み上げてこられたお芝居というか・・・。
特にあの優しそうな表情は、暖かい陽の光を浴びているような・・・。
そんな感覚。
恐らくは原作のコトー先生が限りなくコピーされているんじゃないか?
まだ、原作を読んでいないので詳細にはわかりませんが、そんなものを感じました。
素直に
『役者さんってすごいな。』
そう思いました。
まあ、ひねくれた考えで言うと自分が歳をとったからなのかもしれませんが(笑)
近日、映画も公開されるそうですが、時間の都合により映画館に足を運ぶかどうかはわかりません。
いずれ何らかの手段でドラマ全話と映画を見てみたい。
原作のマンガも小説も全部読んでみたい。
そんな風に思いました。
ここまでつらつらとお話を書いてきましたが、そろそろ今日の結論。
こんな風に、『そこまで好きじゃなかったもの』が『好き』に変わる瞬間ってあると思うんです。
その感覚は、なんとなくであったとしても『向き合う』ってことから始まると思います。
今までのブログを読んでくださっている方なら、何が言いたいかはもうお分かりだと思います。
今日はここまで。
読んでいただきありがとうございました。
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