というタイトルの講演会が
今日大学で行われました。
講演者は京都大学の
基礎物理学研究所所長という、
とぉっっっても偉い先生でした。
(事実、素晴らしい経歴の持ち主でした。)
内容は以下の通り。
アインシュタインによる一般相対性理論が誕生して、
さまざまな物理現象が予言・解明された。
ところがどっこい、一般相対論でも解決できないことは
まだまだいっぱいあるんです。
その一番の典型は、量子論への適用ですね。
量子論では繰りこみが可能だけど、一般相対論では繰りこみ理論が存在しないそうな。
そこで登場したのが、超弦理論だそうです。
(以下間違ってる可能性アリ。)
どうも、10次元世界(4次元プラス6次元)では、
あらゆるものが「ひも」で説明でき、
例えば、粒子は「端のあるひも」で、その「ひも」が大きく振動している(小さく振動している)と、
その粒子のエネルギー、つまり質量が大きい(小さい)とすることができ、
重力は「端と端がつながった輪っか」とされています。
そっからまー、M理論やDブレーンやAdS/CFT対応やら、
いっぱい難しい単語が出てきましたが、
とにかく、超弦理論が量子重力理論構築の鍵となっていて、
最先端な理論です。
物性にも応用することもできるそうなんで、
今まで「超弦理論は素核宇宙論のものや」と思っていたオイラにとっては
驚きでした。
将来的に超弦理論を研究することは絶対にないが、
できれば専門家の人と超弦理論についてある程度話せるくらいは
勉強してみたいなとは思ってます。
(単に「読み物」などの字を追うのではなく、数式も追う程度に…。)
でもそのためには数学が…。
最近になって、数学と物理は切っても切れない関係に
あるんだなってことにようやく気付き、
さらに、量子力学とか相対論では、
普通では考えられないような現象が起きたりするんで、
なかなかすんなりと理解するのは難しいもので、
「やっぱ物理って難しいなぁ…。」
って思い始めている、今日この頃です…。
でも、やっぱりあらゆる学問の中で一番物理が魅力的だと思うよ。
だから、オイラはこれからも物理を続けて、
できればそれで飯食っていきたいとも思ってる。
あっ、あと遅れてしまいましたが、
T先生、仁科賞おめでとうございます。
やはり、T先生はすげぇな。
因みに次回の講演会は、T先生が講演しますよ。
ぜひ見に行きたいです。