韓国で子育て中のリアです
ハル(6歳)とルイ(4歳)
2人の男の子のママです
今日のブログのテーマ
「可愛い子には旅をさせよ」は
韓国のとある家族のお話。
1カ月くらい前から
オッパの知り合いのアジョシに
「息子が日本語を勉強し始めて
よかったら相談に乗ってほしい」と
言われ、昨日アジョシの家族と
うちの家族で食事をしました。
ちなみに息子さんは
大学4年生。
軍隊に行ってきたこともあり
日本の年齢だと24。
もう立派な大人。
24歳の息子のために
こんな食事会を用意するって
日本の感覚だと少しありえないですよね。
息子さんもワーホリで日本に
行きたいという割りに
私に会っても
特に反応もないし
相談する気もないって感じで
なぜ呼ばれた?
しかもバイトあるからって
30分くらいだけ一緒にいて
帰ったんですww
あ・り・え・な・い。
話を聞いていても
ワーホリに行きたいけど
別にやりたいこともない様子でした。
まあ、行ってからやりたいこと
見つければいいけど…
仕事柄
日本へワーホリや留学に行ってきた人たちが
周りにたくさんいますが、
大体こういうタイプは
①みんなが東京へ行くから
東京に住んでみたけど家賃が高いせいで
アルバイト2つかけもちの余裕のない生活パータン。
②結局、韓国での生活と同じで
アルバイト以外一歩も外に出ないパターン。
どれかになっちゃって
日本人と接する機会もなければ
「日本は自分に合わなかった」って言いながら
帰ってくるんです。
でも
こういう子たちは日本じゃなくても
無理だろうなと思います。
なぜなら
明確な目的がないから。
それにすごく心配なのが
お母さんの干渉。
「居酒屋バイトは絶対ダメ。カフェで
アルバイトしなさい」とか
「田舎すぎるところは行っちゃダメ」とか
息子の成長の機会をつぶそうとしているなと
思いました。
居酒屋バイトこそが
日本語伸びる絶好のチャンスなのに…
日本語ペラペラな外国人に会うと
たいてい居酒屋バイト経験してて
そこで言葉だけじゃなく
日本文化も学べて
一番、効率よく短期間で日本語習得できる
のになと思うけど…
カフェだって日本は韓国ほどないし、
文化的な背景を全く知らないのに
介入してくるので
息子さんを苦しませることになるよと
思っちゃいました。
挙句の果てに
知り合いを紹介してほしいと言われました。
知り合いがいれば息子が困ったときに
安心だっていうんだけど、
それはご両親が頼むことじゃないでしょ
高校生でもあるまいし、
お宅の息子さん24歳の立派な大人‼
息子さんが日本へ行きたがってるのに
話をしていると
選ばれて行くかのような
消極性が気になって気になって。
ケータイの番号もご両親が
「交換しなさい」と言うので交換し、
「時間あるとき息子に電話でもしてください」と
頼まれ
息子さんの主体性が一ミリも感じられない
食事会でした。
息子さんも別にこの食事会
望んでなかったんじゃないのかな。
こんなことのために
高いカルビをごちそうしてくださった
ご両親。
申し訳ないですが
電話は私から絶対かけません。
だってお宅の息子さん
成長できないですもん。
最近、日本でも就活を親がサポートしたりと
親離れが問題になっていますが
本当に親離れが問題なのか、
子離れできていないことも問題なんじゃ
ないかと思います。
今、一緒に住んでるみたいですけど
毎日どれだけの干渉があるんでしょうね…
あれはダメ、これはダメ。
干渉もほどほどにしなきゃダメだなと
感じさせてくれる出来事でした。