100mのスタートでは前傾姿勢で走りますが、この時に背中がまっすぐになるようにすることが重要になります。

 

しかし

・100mのスタートで背中がまっすぐにならず曲がってしまう。

・背中をまっすぐにしてるつもりなんだけど、動画を見ると曲がってる。

・いつも、「背中が曲がってる!!」と指摘される。

 

というように、背中がまっすぐにならないという悩みを持つ方が多くいます。

そのような悩みを持つあなたに、スタートで背中が曲がってしまうそもそもの原因と対応策をいくつかご紹介します。

 

この記事を読むことで、背中が曲がってしまう根本的な原因が分かり、その対応策を学ぶことが出来ます。

それによって、背中が曲がってしまうという悩みを解消することが出来、100mのタイムを縮めることが出来るようになります。

 

それでは、無いように入っていきます。

 

 

目線を置く位置が悪いと、スタートで背中が曲がる

スタートで背中が曲がってしまう原因の一つとしては、目線を置く位置が悪いということです。
あなたは、スタートをしているときどこを見ていますか?
もし、自分のお腹だったり、足が見えている場合は目線の位置が原因で背中が曲がっています。
実際にやってみれば実感すると思います。
例えば、壁に手をついて前傾姿勢のポジションを作ってください。
そこから、自分のおへそや、つま先を見てください。
おそらく、首が丸まり、その結果背中もつられて丸まります。
このように目線の位置によって背中が曲がってしまうことがあります。
では、どうすればよいのか?
視線が、自分の身体に対して垂直になるようにするか、もしくはやや斜め上、前方方向に視線を置くことで背中が丸まるのを防止することが出来ます。

頭の位置が悪く、顎が前に出ている

次に考えられるのは、頭のポジションが悪く、顎が前に出ているということが原因の一つとして考えられます。
姿勢と頭の位置というのは密接な関係があります。
というのも、本質的には
姿勢というのはそもそも頭を支えることが目的なので、頭の位置によって最適に支えられる姿勢を作るのです。
そのため、頭の位置によって姿勢が変わってしまいます。
これも論より証拠ということで、実際に試してもらえれば良いかと思いますが
例えば、頭(顔)を思いっきり前に突き出してみてください。
おそらく、頭の位置につられて背中も曲がったのではないでしょうか?
このように、姿勢というのは頭の位置で変わります。
たまに、姿勢が悪いから頭が前に出てると言う人がいますが、逆です。
頭が前に出てるから姿勢が悪くなるのです。
ひとつ前に、目線の位置が悪いと背中が曲がると話しましたが、実は本質的には、頭の位置が悪いと姿勢も悪くなるというのと根本的な原因は一緒です。
視線を、お腹や足に向けると頭の位置が前に出てしまうので、その頭を支えるために背中を丸めて支えようとする。
その結果姿勢が悪くなるということです。
では、姿勢を良くするためにはどうすればいいのか?
顎を引くと姿勢が良くなります。
顎を引いて、頭のてっぺんから骨盤までが一直線上に並ぶようにすると、姿勢がまっすぐになります。
スタートをするときには、顎が前に出ないように引いて、頭のポジションを適切な位置に維持することで姿勢が良くなります。

そもそも推進力が弱い

これは、根本的な問題なのですが、そもそも推進力が弱いと前傾姿勢を維持することが出来ません。
そのため、身体を起こそうとするのですが、それを無理やり抑えようとした結果背中が曲がってしまうという原因も考えられます。
推進力と前傾については以下の記事で詳しく紹介しています。

 

簡単に説明すると、前傾を保つためには地面を強く押して前に進む必要があります。

前に倒れこんでいるため、前に進むことでバランスを取るからです。

そして、そもそも地面を押す力が弱いと、バランスが取れなくなるので身体を起こして、適切な前傾角度にしようとするということです。

しかし、ここで無理やり前傾姿勢を作ろうとした結果、背中が曲がってしまうという原因が考えられるということです。

これに対処する方法は2つあります。

上記の記事に書かれている内容を実施して改善する方法と

あきらめて、無理やり前傾をしようとするのではなく、自分の推進力に合わせた適切な前傾角度で走るという対処法が考えられます。

そもそも、スタートのセットの段階でまっすぐな姿勢が出来ていない

そもそもセット(スターティングブロックでお尻を上げた姿勢。オンユアマーク→「セット」の合図のときの姿勢)で背中が曲がってしまっているということが考えられます。
一言で言うと、スタート出来る準備が出来てないということです。
この段階で背中が曲がってしまうと
号砲が鳴ってスタートの一歩目を踏み出したときに、背中を曲がった姿勢から、まっすぐの姿勢に戻すのは難しいです。
ブロックを押してるの、力がブロック→足→腰→背骨(背中)という風に力が流れています。
力を貰いつつ、背中をまっすぐにするというのはかなりの筋力が必要になります。
要は、スクワットで背中を丸めた状態から、一気に地面を押して重りを持ち上げながら背中も同時にまっすぐにするという動作をしようとしているということです。
背中にかなりの負担がかかるというのが分かると思います。
負担がかかるということはつまり、それだけ力が必要ということになります。
そのため、スタートのセットの姿勢で背中がまっすぐになっていないと、スタートで一歩目を踏み出したときにはもう遅いです。
そうならないための対処法としては、セットの姿勢で背中が曲がらないように、まっすぐな姿勢になっていることを確認してください。
ブロックの配置や、お尻を上げる高さを調整して背中がまっすぐになるように調整をすることで対処しましょう。

そもそも、筋力が足りていない

根本的に筋力が足りていないという場合もあります。
具体的には背筋が足りていないということです。
スタートでは前傾をしますが、前傾をかけると重たい頭を背筋で支える必要があります。
しかし、背筋が足りていないと、頭を支えることが出来ずその結果、背中が曲がるということが考えられます。
重たい頭を支えきれないため身体を丸めて、頭と体を近づけるようにすることで負担を減らす。
その結果背中が曲がるということです。
そうならないためには、ある程度筋力を鍛える必要があります。
おすすめのトレーニングとしては、グッドモーニングというトレーニングです。
やり方は、以下のyoutubeを参照していただければよろしいかと思います。
これ以外にもさまざまな原因は考えられると思います。
原因と対策について追加事項があれば随時追加していきます。
上記内容を参照して、対策をしてみてください。
 

P.S.

最後までお読みいただきありがとうございました!

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