こんにちは☺
お越し頂きありがとうございます。
今日はタイトルにある楽曲の楽曲分析についてお話します。
ピアノを演奏する方にとっても、参考になれば嬉しいです。
作品番号WNと、これから使用する楽譜について説明します。
今から説明に用いる楽譜は、公共の場で用いることからパブリックドメインを使用しないといけないため、IMSLPの楽譜を利用させていただくことにしました。
そのため、今回はWNの番号を用いるナショナル・エディション(エキエル版)の楽譜を使用しないのですが、 普段よく使う楽譜がエキエル版なので、今はエキエル版の名前で呼ぶことにしますね。
←楽譜① 初めのページ
ショパンのワルツについて、最初の成立と考えられているワルツは遺作のワルツAs-DurWN28であり、1827年の成立とされています。初期に成立した作品を年代順に並べると、次のようになります。
WN28のAs-Dur、1827年 WN18のE-Dur、WN20のDes-Dur、WN19のh-moll、1829年 Es-Dur KK.IVa/14 1829年-1830年 e-moll op.posch.1830年 op.18のEs-Dur、op.34-2のa-moll、1831年....
それではショパンは1829年から1830年にかけてどんな曲を作曲していたのでしょうか。
←ショパン :序奏と華麗なポロネーズ ハ長調 Op.3
Op.3は、チェロとピアノのための作品です。
ショパンが弦楽器やピアノのための作品を作曲していた時期でもありました。
また、ショパンのワルツは、ショパンの前のシューベルトなどの伝統的なワルツに比べて、より自由な音域を持っているように思えます。
この曲の序奏は、開始音より数オクターブ高く書かれて終わります。 この時点で、ショパンの音域に対するこだわりがすでに見えてきたように思いました。
ここで初めに注目すべきは、冒頭部分の右手部分です。
最後にオクターブで書かれている指示記号がありますよね。 その休符の前まで、ちょうどヴィオラの最低音から最高音あたりの音域をいっぱいに使っているのでは、と推測します。
※音域表については、次の鍵盤の指示の表を参考にしてください。
(引用しています。)
譜例② (赤ペンでマークした左手)
また、赤ペンでマークした左手の部分はコントラバスの音域で書かれていると考えました。
このワルツにはショパンの哀愁を感じます。 長調と短調が時折繰り返されるのは、初期のワルツである WN18 E-Dur のワルツにも見られる特徴と言えます。
今後、この曲の演奏動画をアップしていきたいと思っています。
弦楽器を使った音楽が好きなので、弦楽器を演奏する人ともお友達になれたら嬉しいです。
Tumblrすぐに見てくださった方へ、ありがとうございました!

