シアター! (メディアワークス文庫)/有川 浩
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経営難の“シアターフラッグ” という劇団のおはなし。


誰が主宰している劇団かといえば、
ズバリ 主人公 春川 司 の問題児の弟  。
この弟、28才にもなるのに、
お金に困るたびに、しっかり者の兄に泣きつくしょんぼりんぐ
司は、口ではなんだかんだキツイことを言うが、
結局 いつも最後は助けてしまう。。。ちーん
司は、弟が心配でたまらない。

ある日、巧は性懲りもなく
300万円という大金を貸してほしいと泣きついてきたしょんぼりんぐ
これがキッカケで、
司は、“鉄血宰相” として劇団の経営に参加する決意を


司は、お金を貸す代わりに、

「2年間で劇団の収益からこの300万円を返せ。
 できない場合は劇団を潰せ
 
と巧に厳しい条件を出す

司は、劇団の経営に参加する過程で、
“シアターフラッグ”が、結構人気がある劇団だということを知る
なのに どーして赤字なのか・・・??
劇団というものの実情が 徐々にわかってくる。







キケン (新潮文庫)/有川 浩
¥594
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“キケン” とは、
成南電気工科大学のサークル “機械制御研究部”の略称。 

しかし・・・
この略称が、部にまつわる様々な事件から、
ある種の畏怖や慄きを以て名付けられたことは
機研黄金期の在学生には広く有名だった。。。

機研(キケン) = 危険 



これは、そんな機研黄金期の部員である理系男子たちの、
爆発的熱量と共に駆け抜けた青春物語



物語の最後に、
機研
黄金期の部員のひとりである主人公の元山高彦が、
妻にねだられ、数年ぶりに母校の学祭へ行くくだりがある。

最近は 母校から足が遠のいていた元山。
学祭の日取りは毎年調べていたけれど、
いつの頃からかめっきり腰が上がらなくなった。
「あなたたちがバカやってた場所、見てみたい
と 楽しそうに話す妻の表情を見て、
元山は、母校に足が向かなくなった理由に気が付く。

-もうあの場所は俺たちの場所じゃないんだ・・・
 それを認めるのが嫌だったんだ。
 でも、もう認めなきゃな・・・



元山たちは、学祭を楽しんだあと、
機研OBの連絡所になっていると聞いた教室へ行く。
彼は一つ深呼吸をして、教室の扉を開けた。
目に入ったのは・・・
黒板いっぱいにチョークで書かれた、懐かしい名前やメッセージの数々

(ウッ・・・元山、思わず泣きそうになる。ついでにワタシも)

元山は気づく
-俺たちは
機研だった。機研は俺たちのものだった。
 それはなくなったのではなく、宝物になった。
-全力無意味、全力無謀、全力本気。
 一体あんな時代を人生の中でどれほど過ごせるだろう? 

ううっ... ううっ... ううっ...



この物語は、元山が 妻に語る回想録の形をとっています
空想

筆者のあとがきにあります。
-全開状態の
機研を女子は直に観測することはできない。
-男子しか共有できないその世界は、
 女子が一人でも居合わせると 本来の姿ではなくなる。

だから、元山の奥さんも、
全開の
機研の話しを 目を輝かせてねだるのでしょうね星に願いを