食堂かたつむり (ポプラ文庫)/小川 糸
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初めての作家。

“小川糸ワールド” とでも呼んだらいいのか・・・

うんうん おもしろかった。

メインの登場人物は少ない。
それぞれみんな 、何気に苦労人だ。

主人公の倫子は、同棲していた外国人の恋人に
留守中に家財一式持ち逃げされたのだ。
食堂を開くために、せっせとタンス預金していたオカネまでも。
かろうじて残されたのが、祖母直伝の “ぬかどこ入りの壺”

だが、悲壮感はなく、独特の ほのぼのタッチで
サラっと綴られている。

これがきっかけで
15才の時に飛び出して以来、10年間帰っていなかった
母が一人住む実家へ帰ることになる。

そして、夢だった “自分の食堂” を開くことになる。
名前は “かたつむり”
そう 夢が叶ったのだ。

どんな食堂かは、読んでのお楽しみということで。

う~ん それにしても、作者の料理にたいする
並々ならぬ熱意がうかがえる。