スペイン語では、主語の人称によって動詞が変化するのが、とてもやっかいです。
しかも単数か複数かによっても変えなければなりません。
つまり、主語が1人称、2人称、3人称の場合で後ろに続く動詞の活用が違うし、それぞれの単数と複数でも違うので、6つを区別があるということです。
(※まだ現在形しか勉強していませんので、今回の話では過去形には触れません)
他の言語では、例えば
①日本語では、主語の人称が変わったからといって、動詞は変化しません。
私が行きます。 あなたが行きます。 彼らが行きます。
②英語のbe動詞では、am, are, is の3つなので、スペイン語の半分です。
今回面白いと思ったのは、話し相手(2人称)についての言葉です。
親しい人に対して使う 「君」 tú
目上の人に対して使う 「あなた」 usted
親密度に合わせて、呼びかける言葉が違うのはごく当たり前だと思います。
あなた、君、おまえ、貴様、あんた、あなた様、、、日本語ではたくさんあります。
しかし、今回面白いと思ったのは、目上の人に対して使う usted(あなた)の場合には、後に続く動詞は3人称の活用規則に従うということです。
主語が2人称の言葉なのに、動詞は3人称の規則を使うということになります。
(※ tú は2人称の規則に従います)
〜ここから私見です〜
目上の人に対して3人称の対応をするということは、遠いい距離感を表すことで丁寧さを表しているんだなあと感じました。
日本語でも、丁寧な言葉使いをされると、ちょっと距離感を感じますよね。
わざと丁寧な言葉使いをすることによって、「こちらのテリトリーに入ってくるな」「まだ心を許したわけじゃないよ」と暗にほのめかすこともあります。
日本語との共通点を見つけた気がしました。