タイトル通りの事態なった。

てーへんだてーへんだ!!

 

それは初めての左外反母趾手術をしてから10ヶ月目の外来。

そろそろ反対側の足の手術計画を立てる頃かな〜と思っていた矢先に医師から出た言葉だった。

 

そもそものきっかけは私が家で、手術した患部をぶつけてしまったこと。

室内に設置してあるペット用のフェンスの角に、思いっきりぶつけてしまったのだ。

痛くて腫れてもいたので、次回の予約を2週間前倒しして、外来にかかった。

そこでレントゲンとCTを撮った結果がこれだった。

 

先生曰く、私がぶつけたせいではなく、日々の積み重ねで、患部に少しずつ負荷がかかり、

前回入れたプレートがずれ、骨が付かない状態になっていると。

これまでの経過観察では順調についてきたように見えたが、日々の活動量ですこずつ変化した可能性がある。

今回のCTを機に、はっきり分かったと。

 

え・・・・、ってことは、医療ミス??

私がぶつけたせいじゃないなら、、元々のつけ方が悪かったんじゃないの・・・?

再手術って何それ、また同じ事を同じ足でやるの・・・・?

 

泣きました。先生の前で。

でも、先生の説明には、嘘偽りのない言葉に納得ができた。

私の指は、子供の頃にリウマチを発症した影響で変形が大きく、骨発達が異常に長いとのこと。

前回の手術では、骨を短くするのも、長いままにしておくのもリスクがあったが、私にとって、

一番足に負担の少ない長さで処置した。これはやってみないとわからないことだった、と。

 

稀な足の形で、かなり難しい手術だったとは前から聞いていた。

術後に指が長いことも先生は気にしていた。

 

色々思うことはあったけど、再手術しない限り、この足の骨がくっつくのは難しいらしい。

 

後日、ずっとお世話になっているリウマチの主治医に報告する。すると先生は

「よかったじゃない、まだ術 (すべ) があって」と言った。

「医者が次の治療法を提案するのは、あなたとその病気にしっかり向き合って、なんとかしてあげたい、なんとか治したい、そしてその術がまだあるということ。外科医は特に自分の手術にプライドを持っている。あの教授ほどの人が再手術に取り組むことは、あの先生にってもすごくショックだったと思うし、それだけ一生懸命考えてくれている証拠だよ。」と。

「医者も人間なんだ。お互いに信頼関係がないとベストな治療は難しい。ここは先生に任せて、やれるだけどのことをやってもらったらいいと思うよ」

と。。。。

 

確かに、先生は「私もショックなんだけど、一緒に頑張ろう」と言っていた。

私は、整形の教授とリウマチの主治医の言葉をもって、再手術決意をした。

 

ただ、家族や職場に話すと、みんなが口を揃えて「医療ミス!!そんな医者で大丈夫!?」と言った。

それを言われることが何よりも辛かった。。。

 

でも、私の言葉では納得できない家族も先生に会い直接話を聞くと、

誠実な対応や具体的で丁寧な説明にみんな納得し、「医療ミス」だなんて誰も言わなくなった(笑)。

むしろ、「あの先生に任せておけば大丈夫!!」と・・・。

 

百聞は一見にしかず、ってまさにこの事か笑。

 

ということで、職場、家族と相談し、再手術の日程を決めました!

ついでに、前回できなかった内反小趾(小指)もやってもらうことに。

 

やってもらうからには前向きに!

楽しい入院生活が送れる準備を進めます♪