我が家の新メンバー、のりまき(シーズー雄)。

 

 

小さくて、コロコロで、可愛くてかわいくて。

現在休職中の私は、1日中ずっと一緒にいられる!

見ていられる!!とルンルンでした音符

 

のりまきが来た翌日が月曜日だったので、夫は朝から出勤。

エサとトイレの交換は私の当番になりました。

 

ペットショップの人から、「1週間はトイレを覚えさせるためにケージから出さないでください」との助言が。

抱っこはいいけど、歩かせてしまうと興奮して部屋でオシッコをしてしまう率がグンと上がるらしい。

 

なので、私は気が向いた時に抱っこだけして撫で撫で。

あ〜〜、可愛すぎる・・・ラブ

と至福の日々。

 

 

 

・・・も、最初だけでした。

 

 

 

私がトイレや着替えなどで他の部屋に行くと、

のりまきは私を探すようにワンワン泣くようになりました。

 

うんちをするとすぐに食べようとするので、うんちサイン(ソワソワして吠えたりアヒアヒ言ったり)が出てきたら、近くで見張って、した瞬間にすぐに片付ける!!というミッションもできました。

 

そのうち、私が居なくなって泣く→吠える、に変わり、その興奮からか、絞り出すようにうんちをし、即食糞、ということになりました。

 

 

なんだか、全てが悪循環・・・!?

ペットショップの人は、「泣き声を聞いたことがないくらい、おとなしくていい子」と言っていたのに、なんで我が家に来てからこんなに泣くの!?

と私はしどろもどろ・・・笑い泣き

(のりまきを連れて帰ってきたとき、「泣き声聞いてみたいね」と言っていたあの瞬間が懐かしい・・・・)

 

・甘え泣きには反応しない、

・噛んだら(甘噛みも含め)姿を消す

 

ということも聞いていたので、初心者の私は、

 

のりまきと遊ぶ(撫でる)→噛まれる→ケージに戻して部屋を出る→のりまきが泣く・吠える→しばし無視を続ける→食糞される

 

そんなことが1日に何度も繰り返され、なかなかの心労が・・笑い泣き

それなら、もうのりまきを撫でたりするのはしばらく止めよう。

そう思ったけど、オシッコのシートを変えたり、ご飯をあげたり、普通にうんちをした後は、多少の交流が発生します。

 

で、その後に例のサイクルが発生・・・汗汗汗

 

だけど、夫に対してはのりまきは従順で、夫が同じことをしても「クゥ〜ン」と弱い声を出して泣くくらい。

 

私は、1日ずっと一緒にいるのに、態度の違いになかなか凹みます。。。ダウンダウン

 

夫に昼の様子を相談すると、

「君のことが大好きで、構って欲しくて仕方ないんだね。

あんまり一生懸命になると疲れちゃうから、のりまきのことはそんなに気にしないで、昼間も出かけたりしたらいいよ」と。

 

翌日、悩み中の私は、近所のドッグスクールに電話してみる。

そこでも受付の人に、「お母さんと離れる時間を作った方がいい」と。。。

 

 

私は今、足の治療で休職をしている。

リハビリや食事の買い出しでも1日3〜4時間は外出している。

でも、それ以上家を留守にできるほど、元気な体ではない。

構いすぎ、気にするな、って言われたって、気になるに決まってる。

そもそも、ご飯やトイレは絶対にやらなきゃいけないし。。

 

療養で仕事を休んでいるのに、リハビリをしなくてはいけないのに、のりまきのお世話に終われ、しゃがんだり、立ったりの繰り返しで足も痛い。

なのに、吠えて食糞され、構いすぎとも言われ・・・。

 

自分がやっていることの、何がいけないのだろうか。

私は家に居ちゃいけないのだろうか。

どんどん、自分がどうしたらいいのかわからなくなる。

 

そのうち、成功できていたと思っていたオシッコが、白いタオルに交換した際、3割の確率で失敗してる現状も知る。

 

 

・・・疲れた。

 

 

私はもう、ヘトヘトでした。

のりまきの3度のご飯とトイレ(その後の食糞含む)のお世話だけで1日疲れてしまい、家事をする余裕も無くなってしまった。

 

夫が仕事から帰ってきたら、のりまきのお世話は全て任せ、私はしばし、放心状態。。。笑

 

自分たちのご飯も、残り物とか、レトルトとか、旦那に作ってもらうことも。。。

 

なんだか全てが苦しくて、嫌になって、悲しかった。

 

のりまきを、撫でたいのに撫でられない。

色んなことを我慢して、必要最低限のお世話だけしているのに、吠えられ、食糞や、おしっこの間違いなど、裏切られているような気持ちにもなり。。。

 

気がつくと涙が出ていて、「こんなはずじゃなかった・・」と言っている自分がいた。

 

『こんなはず』、って、どんな『はず』だったのか。

私は何とのギャップにこんなに苦しんでいるのか・・。

 

ただ、一つ確かなことは、誰も悪くない。

のりまきは、一生懸命、この環境に馴染もうとしているし、

夫も疲れた体で、精一杯のことをしてくれている。

 

一番許せないのは、のりまきと初めてお店で出会った日、

『命を預かる覚悟』を決めるために1日考えて、その上で我が家に迎え入れたつもりなのに、こんなことで参っている自分の小ささだ。

 

産後鬱や、育児鬱は聞いたことがあるけど、

私はペット鬱なのかな・・・。

 

一人暮らしでペットを飼っている人、すごいな。

人間の赤ちゃんだったら、きっともっと大変なんだろうな。

 

今まで考えたことのない領域で起こる気持ちが、

少し、わかるようになっていました。

 

夫が帰ってくると、今日の1日の報告をして、

自然と涙が。。。

目の前で泣いている私を見つめるのりまきの目が、

妙に優しくて、それでまた、辛くなって泣いてしまう。

 

そんなこんなで、

犬との生活。最初の1週間は、

なかなか厳しい、葛藤の日々でした。

 

 

続く。