手術翌日
痛い。痛い。昨日の手術後よりも痛い。
ずっと足がつってるし、たまに強烈な電気が走るし、重石をつけたように重い。。。
昨夜は結局、2時に点滴してもらった眠剤が効いて寝付くことはできたが、浅い眠りで何度も目が覚めた。
「まだ3時・・・・」
「あれ、まだ4時・・・」
そんな感じで、1時間ごとに目が覚めては、朝までのカウントをしていた、長い夜。
今日は祝日のため、朝から病棟は静か。看護師さんやスタッフの人も少ないし、先生の回診もリハビリもない。
平日だったら、今日から車椅子に乗るリハビリが開始される予定だったらしい。
でも、朝から食事(普通食)が始まって、体を起こして食べられるだけ気が紛れる。
朝食はパン。まだ食欲はないけど、体を作るために出来るだけ食べる。
体を起こすと足先が痛むので、食べ終わったらすぐにベッドを倒す。
お昼が来て、夜を待つ。
ひたすら痛みと闘いながら、時間の経過を待っていく1日。
夜は看護師さんが「お顔にどうぞ」と温かいおしぼりを持って来てくれた。
よく見たら髪の毛は爆発。目ヤニもついてるしひどい顔。
でも、そんなことどーでもいい。
早く明日の朝になって、痛みが引いて、他のことができるようになっていたい。
早々に眠剤をもらって眠りにつく。
ゴロゴロ。。。
ん??
夜中に急におなからゴロゴロ言い出す。
どうやら手術前に飲んでいた下剤が、まだ効果を発揮しているらしい。。。
想定外
まだ、おしっこの管入ってるし、車椅子にも乗れてないし、ってことは、ベッドの上でするしかないのか。。。
明日の朝まで我慢しようか、散々悩んでナースコール。
看護師さんはすぐにお尻の下にベッド用の便座を敷いてくれた。
横になったままお尻を浮かして、便座にお尻をはめる。
静まりかえった部屋でリキむ。
あぁ、、これだけはしたくなかったのに・・・
緊張感があったのか、出たのはひたすらガスのみだった
(それでも恥ずかしい)
そしてこんな時こそ、痛みは忘れるのよね。
便座をさげてもらって、持って来たウエットティッシュで手を拭いて、再び眠りにつくよう目を瞑る。
どうか明日は、今日より自由になりますように