外反母趾の手術をすることにした。
小学生の時に若年生関節リウマチになって、中学生で手足に変形が進行。
学生時代はローファーも履けず、スニーカーも合わず、医師から紹介された、ドイツ人マイスターのいる専門店で、ぼってりとした作業靴のような形の皮のひも靴に、特注のインソールを入れて履いていた。(この靴がまた高い・・)
ファッションに合わせたかわいい靴、サンダルやヒール、バレエシューズが履きたくて履きたくて
いつもの専門店で新しい靴が出ても、自分の足には合わなかったり、無理して履いても痛くてイタくて、結局『ぼってり作業靴』を携帯し、すぐに履き替えていた。
病院に相談に行ったこともあったが、「この足は難しい。手術してもヒールは履けないよ」と言われ、諦めていた。
でも、どんどん曲がっていく足の指。足にはタコが出来まくり、外反母趾よりも痛みを感じ、月1で皮膚科に取ってもらっていた。
『この先数十年、この足で歩けるのだろうか・・・。』
そう思い始めたころ、ついに他の指が痛くなり、膝も痛くなった。
ダメ元で近所の総合病院を訪ねると、家からそう遠くないところに、外反母趾の手術ができるいい先生がいるとのこと。その場で紹介状を書いてもらえることに
そしていざ、診察の日・・・
「これはなかなかすごいね。痛かったでしょう。他の指も脱臼しかけてるから、手術した方がいいですよ。今よりは歩きやすくなるよ。タコも辛そうだね・・・」
と、親身になってくれる先生が神に見えました。
一瞬で心を奪われ、
「この先生に手術してもらいたい!!」
と、即決したのでした。
その時の足の状態が、コレ。
(醜い写真でスミマセン・・・)
左足の方が重症とのことで、まずは左足からに。
人差し指〜薬指も変形し、関節の上にタコが。。。
変形のせいで、巻き爪もひどい。。(短く切ってはいけない)
変形した指の付け根には、かたーいタコが・・・
そんなこんなで、手術を決意するまでの経緯でした。
外反母趾の手術をできる医師は、日本では少ないらしい。
だから、手術出来る機会も、情報も少ない。
私のその後を、記録していきたいと思います。