僕らのできること。
先日、僕の拝見しているいくつかのBlogで、抗HIV薬の
特許を守るべきか vs 人道的供給を優先するか
という内容が書かれていました。
特許の権利を持つ製薬会社、人道的にみんなに薬を供給すべきという側(貧しい国だったり、国境なき医師団)、
どっちもスジの通った言い分です。
程度とか細かい部分はともかく。
まさに「卵が先か鶏が先か」的な議論なわけですが。
で、このことに関して皆さんいろんな考えや感情を持っているようです。
感情を持ったり考えることはとても大事です。
ただ、その先として、
じゃあ、僕たち何ができるの?も考えて実際に行動するとすごいいいんじゃないかと。
国境なき医師団に署名というのもありましたが、
僕はこれを紹介してみます。
知ってる人多いかな?
簡単に言うと、
AIDSも含めて、人間が挑まなくてはいけない難病を解決するためのコンピューター計算をみんなのパソコンでお手伝いしませんか?
というやつです。
分散コンピューティングっていうんですか?
みんなのパソコンの計算力をあわせると超高価なスーパーコンピュータ以上の結果が出せちゃったりするそうで。
僕たちのパソコンって立ち上げてる間、CPUは大して使われてないんですって。
だったら、その余裕を難病解決の計算に使いませんか?
ってことなんですが。
いくつかプロジェクトがあって、その中には抗HIV薬のプロテアーゼ阻害剤の開発を目的としたものもあります。
いろんなプロジェクトの説明は↑のサイトにあります。
僕はHIVに感染してるので、抗HIV薬の開発に一番協力したいですが、その他の問題も人類にとって解決すべき大事な問題。
なので、僕はプロジェクトを限定せずにやってます。
と、えらそうな事を言ってますが、実はついこの前までさっぱり知らなくて、元パートナーに勝手にインストールされちゃったんですけど(苦笑)
自分が払うちょっとの電気代で世界が救える(かもしれない)
っていうの素敵じゃないですか?
ちなみに僕のPCでは今までこれの影響で困ったということはないです。
(困るよ~!って場合は停止できます)
今、僕のPCではちょうど抗HIV薬の計算やってます。