こんにちは。梅です。
タイミングをちょっと外してしまったようにも思うのですが、少しずつ手持ちのカードさんを紹介していこうかなと思っています。

前のブログにも書いたのですが、『まさよ式透視タロットTM』講座を受けさせて頂いたあと、ごく稀に視てほしいという友達や、昔馴染みのおばちゃんを視させて頂く事があります。

私の持ってるタロットは『日本神話タロット』ですので、タロットカードそのものの意味もさることながら、結構神様のご信託と言いますか、神様ご自身の背景がカードを通して現れることも多いです。

その中でも彼女。菊理姫はたくさんのイメージをお手伝いしてくれます。
うふふ。キレイですおねがい

カードの意味は『節制』。
普通にリーディングするとバランスや調和、安定。逆位置が出れば停滞、不均衡など。と読めます。
勿論その意味もちゃんとカードに表されていているのですが。

私が菊理姫という名前を知ったのはこのカードと出会ってからです。

節制というカードはどちらかというと私は苦手なカードでして、リーディング中に出てきたらちょっと解釈に苦しむカードの代表でした。
でも。菊理姫は本当に色々なイメージをドンドン投げて下さるので、今や出た際には彼女のキーワードをきちんと感じることにしております。

神話での彼女は『古事記』に一度だけ名前が出てくるのみです。
イザナギとイザナミが黄泉比良坂で仲違いした際の仲介役が彼女でした。
そんな彼女は縁結びの神様であり、水の神様でもあります。
カードの彼女、縁結びの神様としてきちんと赤い糸も持ってます✨
水の神様を象徴するものとして、彼女の持つ杯には冷静を表す青い水と情熱を表す赤い水が入っていて、それが混じり合わせています。多分感情の複雑さを意味してるのかなと思います。

名前の由来は『くくる』『聞き入れる』が転じたものともいわれるとカードの解説にも書かれていましたが、菊は別名『契り草』という異名もあるそうです。
長寿の薬としても古来から重宝されてきた菊。
他の草花が枯れていくこの時期に薫り高く咲き誇る菊に、末永く、永久に共に生きたいという想いを込めたのかもしれないですね。

私のリーディングで彼女が出る時は、そんな解釈がついてきたりもします。

菊。
昔からとても大好きな花です。
結婚式のブーケ式場の花もも菊でしてもらいました!
最初オーダーした際に、心ない方からお葬式みたいと言われましたが、お花屋さんがそれに奮起してくれまして、かわいい色味のピンポンマムやスプレーマムをふんだんに使って飾ってくれたおかげで、『え?菊がメインなの?嘘でしょ?』というくらいキレイに可愛いものになりました。

その頃からもしかしたら私は菊理姫にご縁があったのかもしれないです(笑)

一度お詣りしたいなと思っているのですが、私の住むところの近くにはお奉りしているお社がないので、気持ちだけ、いつもお世話になってますと拝するようにしています。

私の中ではおしゃべりでちょっとお節介な少女のイメージが強い菊理姫。
これからも大事に出会っていきたいと思いますニコニコ