接吻 | 信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

シンイの二次小説を書かせて頂いております。
読み終わった後に、心がほんわかあったかくなるような、物語を綴っていきたいです。

患者さんが多くて、遅くなっちゃった…

今日はあの人来てるかしら?

もしかしたらもう帰っちゃったかな?

時計がないって本当に不便なのよね!

第一待ち合わせの時間が大雑把過ぎるのよ…

はぁ…自分で言ったことだけど…

来てくれるかもしれないって思ったら

いつまでも…

待ってしまうじゃない…



ウンスは武閣氏を待たせ、逸る気持ちを抑えながら

いつもの東屋に向かっていた。




あっ…やっぱり居ない…



東屋が見渡せる場所まで走ってきたが

そこにはチェ・ヨンの大きな姿は見えなかった。

はぁ…今日は逢いたかったんだけどな…

せめて…声だけでも聞きたかった…

もう少しだけここに居よう…

あなたに一番近い場所だから。

ウンスが肩を落としとぼとぼと歩きながら

入口に近づくと…

チェ・ヨンの長い脚が目に入ってきた。



あっ…

…待っていてくれた…

たったそれだけの事なのに…

ウンスの心は震え、涙が溢れてきてしまう




そっと足音を殺して近づいて行く…

チェ・ヨンは腰を下ろし

入り口の大きな柱に凭れ

瞼を閉じている。

本当に眠っているようだった。

ウンスが近づいても目を開く気配はない…

安らかな吐息…



えっ?本当に眠ってるの?

この人が?

よっぽど…疲れているのね…

王様を守り

約束を守り

私のことも…

約束だから私を守ってくれているの?

喉に熱が籠ってくる…




なぜ?

そう聞かれても

答えることなど出来ない…

ただ…

あなたに触れたかった…

どうしようもなく

あなたの

唇に…


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そしてこの熱を

この想いをあなたに

感じて欲しかった…

側にいるだけで胸が苦しくなるの…

もう引き返すことなんて出来ない…


そっと目を開くと

驚くあなたの眸とぶつかった…

「あっ…ごめんなさ…」

慌てて離れようとする私をとらえ


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何も言わずにあなたは…

あなたの想いを返してくれた…


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頬に触れるあなたの大きな手が

微かに震える…

優しく私を求めるあなたの唇…


あなたの想いが私を満たしていく…

もっと強く

もっと深く

あなたでいっぱいにして欲しい…





時間よ…


止まれ…






皆様、おはようございます
はるです
そろそろ春休みも
終わりにしないと
書けなくなりそうです

かなりだらけきっておりまして
脳内まではるがやってきています

このお話は
この3枚のイラストから
考えたお話でして
ヨンversionも
書くつもりです(笑)


明日でブログを書き始め
1年となります
まさかこんなに続くとは
これも読んで下さる
皆様のお陰ですヨン


今は時間がないので
また夜にでも

では
今日も一日
ファイティン







私としたことが(笑)
皆様への御礼を忘れておりました

たくさんのメッセージ
そして
温かなコメント
心より感謝しております

こちらも改めまして
夜に…┌○ペコリ 

はるキスマーク