68.牆壁 | 信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

シンイの二次小説を書かせて頂いております。
読み終わった後に、心がほんわかあったかくなるような、物語を綴っていきたいです。

「あ~気持ちよかったぁ!毎日あったかいお風呂に入れるって幸せ…あっちにいた時は、蛇口捻ればお湯が出て…ここに来てから、全ての事にありがとうって思えるようになったわ」

ウンスは、適当に拭いた髪からポタポタと雫を垂らしながら閨へ戻ってきた。

「イムジャ…髪をちゃんと拭かねば風邪をひきます。医員なのだから少し気をつけて下さらねば」
チェ・ヨンは、頬を緩めながらウンスの手を引き、自分の膝の中に座らせると髪を拭い始めた。

「自分で出来るわよ。…ふふ、気持ち良い。私の髪…パサパサじゃない?今度、油からリンスを作ってみようかしら」

「イムジャの髪は柔らかくて心地よい…」

「ありがとう…あっ、あの…チェ・ヨン…そう言えば王様のお話ってなんだったの?私に話せない事なら聞かないけど…」

顔を見なければ、チェ・ヨンも話しやすいかもしれないと…ようやくウンスは切り出した…チュホンの背に乗った辺りから、チェ・ヨンの様子がおかしかったのだ。いつも以上に辺りを警戒している気がしたのである。

髪に触れる手が止まる…
「……はぁ…いえ、いずれ話さねばならぬこと…今、元より
採紅使が来て貢女の選択をしておるところなのだ…俺は、そのようなこと…何度となく止めるように陛下に申しておるのだが…元の要求にはあからさまに逆らえんと…」

チェ・ヨンは、ウンスの身体を抱き締め、耳の中に直接、優しい声を落としていく。

採紅使…貢女…習った事があるわ…元に、まだ清らかな身体の少女たちを、物のように献上するのよね…それって本当に事実だったの?確か奇皇后も始めは貢女だったはず…」

「そのようなことも、天の記録に載っているのか…ええ、そうです。奇皇后ももとは貢女だったのだ。……その
採紅使の一人が…王宮内でイムジャを見たと…あなたを連れて行きたいと言っておるようだ

チェ・ヨンは苦しそうに声を出し、更に強くウンスを抱きしめる。

「えっ?それって…?」
ウンスは驚いて、肩に乗るチェ・ヨンの顔を振り返ると、優しい彼の眼差しが目の前にあった。瞬きをする間もなく唇を塞がれる…

彼と交わすキス…何度目のキスだろう…もう今までのように数えなくて良い…ふふ…日々降り積もるあなたからの優しい口付け…

どこからが自分でどこからが彼なのか…それすらわからなくなる程溶け合う、優しくてまろやかなキス…愛おしい…軀の芯が蕩かされていくようだった…長い長いキスの後、名残惜しそうに唇を離すと、彼は言った…

「心配はいらない。あなたは今、大護軍である俺の妻なのだから。陛下にも戯れはよしてくれと申しておいた。やはり早く婚儀を済ませておいて良かった…」

だが、本当は心配であったのだ。此度の貢女…みな連れて行かれたくないばかりに、髪を切ったり、わざと顔を歪めたり足を引きずるなど…幼い娘達がさまざまな抵抗をしており、
採紅使の気に入るような貢女が居なかったのだ…そこへ来て、このウンスの美しさと医員と言う物珍しさ…

陛下も、イムジャは大護軍である俺の妻、そして我が国の医仙という立場のウンスを貢女にはできない。それに約束事
の中に13歳から16歳の娘と書かれてあると、はっきり申して下さったようだが…

生娘でなくとも良いから欲しいと言っておったらしい……
奴らが帰るまでは気が抜けぬな。また攫われでもしたら…明日から2人護衛をつけるか…叔母上にも頼み、武閣氏も借りるとしよう。

まさかあの断事官のソン・ユの差金か…いや、もう4年が経っておる。今は別の者が断事官をしていたはずだ…あまり強固に言われれば…いや別の方法で元へ来いと言われれば…果たして断りきれるのだろうか…

だが、守る。何があろうと。どんなことからもあなたを守り抜いてみせる。それこそが俺の生きる意味。

「うん、あなたを信じてるわ。ごめんね、いつも心配ばかり」
ウンスは不安が伝わらないように極力明るい声で話した。

「致し方ない。俺は天女を妻にしたのだから。あなたを隠しおおせるとは思うてはおらん。それからもう一つ…陛下にご相談をうけたのだが…イムジャ、昔王妃様が徳興君に攫われた折、あなたはまだ早い…そう言いましたね」

「あ…うん…私の知っている歴史が事実であるなら…」
ウンスは、苦しくなり下を俯いてしまう。

「辛い出来事なのだな…?」
チェ・ヨンはウンスの耳朶に唇を寄せる。

「…お子様が出来ない事で、お二人が悩んでいらっしゃるの?」
身体に回されるチェ・ヨンの手に、指を絡め、強く握りしめる

「…それもあるのだが、このように何年もお世継ぎが出来ぬなら…側室を娶れと重臣達が煩く騒いでおるらしいのだ。今のところ…頑として固辞しておるが…」

王は、先の世を知るウンスにそれとなく聞いて欲しいとチェ・ヨンに頼んだのだ。子はいつ出来るのか…もし…出来ぬなら側室を娶らねばならぬのか…王妃は、子が出来ぬことをとても気にしており、どうか側室をと何度も王に懇願しているらしい…

「そんな!それもまだ先の話よ!王妃様が可哀想…チェ・ヨン…お二人のこと…今は話せない。もう少し待って?私、出来ることをやってみるから。私があなたの妻になったことだって、きっと歴史を変えてしまったという事でしょ?だから…悲しい歴史は変えてみせる。明日、早速王妃様の診察に伺うわ」
ウンスはくるくると表情を変え、意気込んでいた。

「お二人が歓ばれるであろう…何事も諦めないイムジャの手にかかれば…いずれ吉報がお二人に舞い込んでくるかもしれん。さぁイムジャ…今宵はもう休まねば」

もう少し作戦を考えたいのにと駄々をこねるウンスを抱き上げ、二人は布団に潜り込む。

諦めたウンスは、おやすみとチェ・ヨンの喉に唇を押し当てる。ウンスの髪を撫でていた手が止まる…

「イムジャ…煽るのはやめてくれぬか」

「えっ?おやすみを言っただけよ?煽ってなんか…あっもうあなたったら…ふふ、ごめんね?あと5日待って?」

押し付けられたチェ・ヨンの熱い身体が、ウンスの太腿に脈打ちながらその存在感を主張してくる。

「すまぬ…俺が身体の反応を抑えきれぬとは。今まで俺は、どのように耐えていたのであろうか?はぁ…イムジャ…身体は辛くないのか」

「私が魅力的だから?ふふ!大丈夫よ、お腹が少し痛いけど、あなたがあったかいから」

「ええ、俺はイムジャには勝てん…」





二人なら何でも乗り越えていける…そう誓い合うまだ何度目かの夜…

眠るのが惜しい…この日も遅くまで語り合う、弾むような声が閨に響いていたのだった…


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皆さまこんにちはぎく
遅くなっちゃって
申し訳ない
ガクリ
もうね眠くて眠くて書けないの
ううっ...

脳内にはお話は入ってるんだけど
サー・・・・ッ
言葉に書き起す時間がない
昨日も11時には寝ちゃったかも
泣
と、言う事で久しぶりに一日
さぼっちゃった
ガクリ

お話書いててこんな時間に
なっちゃったので
お仕事は午後から行ってきます
サー・・・・ッ
休日出勤って奴ですな
はぁ行きたくない
顔に縦線2

ウンス、この新婚時代から
キラキラ
ちゃっかりチェ・ヨンに髪を
Wハート
乾かしてもらってます
優しい旦那
欲しいですな
喜びの棒人間

とは言え……


先日は一日遅れの
エイプリルフール
ヘヴィメタルシャウト
たくさんの爆笑コメ
・・・フッ
ありがとうございます
大笑いでございました
腹筋がまだ痛い
笑9

みんな私を何だと思ってるんでしょうか
爆ジーッ

ただの晩酌好きなおっさんですよカチン
再婚なんて出来るわけ
あるか~~~~い
なにっ!?

そして本日…4月4日
キラきゅんっ
皆さま知ってた?
ヨン
きらきらハートきらきらハートきらきらハートきらきらハートの日だそうですWハート


今日は一日チェ・ヨンに浸りましょう
ラブ目

という事で
おまけにもう一枚
エヴァとヨン
Wハート

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では良い休日を

HTMLが変で
少し表示がおかしいですねあ゛ぁ゛っ
行間が狭いのかな?


どれが行間タグなのか
わからないので、このままで
お許しを
あ゛ぁ゛っ