あんな凶悪なやつを!陛下~~~!!
この後に及んでも、チョ・イルシンは止めようとしている。
王は全く聞こえていないかのように、チェ・ヨンのいる方へ歩いていく。
王と向き合い、チェ・ヨンが平伏する…
本当に陛下がいらしたのだ。この私を尋問するために?
牢の外では、全員が固唾を飲んで見守っている。そして中の様子を聞こうと必死だ。
ー余の出した任務をまだ完遂しておらぬと言いましたね?
ーさようです。
ーつまりそれはまだ遂行中であると?
ーそのとおりでございます。。
やはり王は私の伝言の真意に気がついて下さったのだ。
ー余が出した任務は二つでした。
証拠を見つけて来なさい。
皆殺しにされた重臣達 …誰が何の目的でそんなことをしたのか、証拠を…
ー毒殺の証拠でしたらすでにお見せ致しました。
ーその二つ目、余が誰と何のために戦わねばならぬのか、その理由を探して来なさい。
それが現王の私が下す任務です
ーその証拠により誰と戦うのかもご存知かと存じます。ただ、陛下が何故戦わねばならぬのかは、まだ見つけられませんでした。
ー聞こえますか?陛下がなんとおっしゃっているのか?チェ・ヨン、奴がなんと言っているのか聞こえるのですか?
キ・ウォンがイルシンに聞いた。
ー静かに…
ー余が何故戦わねばならぬのか…もう知っておる。
ーそうですか?
ー余は、この国を守らねばならぬ。
だから、そなたは余に戦い方を教えてくれぬか?
ーふっ…陛下、私は大反逆者として囚われた身です。
ーこのまま反逆者として死ぬ気か?それが本望なのか?それで全て解決するのか?
なんと、王がしゃがみ込み、目線をチェ・ヨンと合わせる。
ー教えてくれ…余はどう戦えばよいのだ。余がそなたを助けるために…
王はチェ・ヨンの手に触れながら続ける。
ー医仙を徳成府院君のところに送ったのはそれだけが医仙を守れる唯一の方法だと思うたからだ。余の側では命を狙われる…
余が無力でどうしようもないから…
すまぬ…チェ・ヨン…そなたが医仙を好いておったと徳成府院君から聞き及んだ…
そんなことも気付かず医仙を徳成府院君のところなどに送ってしまった余を許せ…
チェ・ヨンは医仙の名を聞いて、また胸の片隅が痛んだ…あのお方はご無事だろうか…あの方に何かしたら許さぬ…徳成府院君…
ーあの方はあそこでご無事でしょうか?
ー確認のしようがない…それを確かめて来て欲しい…
王は気付いて居た。今まで反応の薄かったチェ・ヨンに、医仙のことを話に持ち出すと、明らかに顔色が変わったことに…目の奥に怒りなのか不安なのか…いろんな思いが見て取れた。本当に好いておるのだな…すまぬ、チェ・ヨン…
おはようございます

眠いです

映像では違ったのですが、信義2巻では、医仙を助けにきたチェ・ヨンが、医仙を好きだ、恋慕っていると言っていたと、キ・チョルが王様に言う場面があるんですよね。そこにはチュンソクも居て、「思わずあんぐりした」って書いてあります。フフ目に浮かぶ

まさかあの隊長が?女人に興味など全くなかったはずなのに…ってほんとに驚いたことでしょう

ここは、好いた女人で撮って欲しかった…
なので、王様もチュンソクもチェ・ヨンが医仙を好きだとこの時点で知っている…というか、そう思っていると言うか…知らない(自分の気持ちに気付いてない)のは本人だけ

さてお弁当作りに参らねば

今日も一日ファイティン




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