芸人前夜・テレビリアリティの時代 | 春光堂書店 公式ブログ

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【芸人前夜・テレビリアリティの時代】

今日はTVウォッチャーの「てれびのスキマ」さんの気になる本を紹介。その中から、2冊紹介したいと思います。
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『芸人前夜』(中田敦彦)

雑誌『マンスリーよしもと』に連載時から毎月の楽しみだった本作がいよいよ刊行。本当に待ちに待った!

オリラジファン、お笑い好きはもちろん、すべての人にオススメできる自伝的青春小説。

カッコ悪いあっちゃんをさらけ出した芸人になるまでの物語。あっちゃん、カッコいい!


『「テレビリアリティ」の時代』(大見崇晴:著)

宇野常寛プロデュースの新人・大見崇晴によるテレビ・バラエティ史。

『ジェスチャー』『コント55号のなんでそうなるの?』『8時だョ! 全員集合』『オールナイトフジ』

『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』『ねるとん紅鯨団』『ダウンタウンのごっつええ感じ』

『水曜どうでしょう』『シルシルミシル』などテレビ黎明期から現在までのバラエティ番組の変容

を追いながら、芸人とアイドルばかりがテレビに出演するという独自の発展を遂げた戦後

日本のテレビ文化を読み解く。
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 1冊目はオリエンタルラジオ中田敦彦さんが書かれた「芸人前夜」。半自伝的小説だそうで、どのような考えで芸人になったのか、その恥ずかしい部分もむき出しにした本だそうです。

 2冊目は「テレビリアリティ」の時代。最近話題の若手論客宇野常寛氏の懐刀の大見崇晴さんが書かれたTVバラエティに関する本だそうです。バラエティの変遷から、文化を読み解く本だそうです。

 上記の2冊以外にも、気になる本は取り上げられていますので、是非リンク先のサイトから御覧ください。
 てれびのスキマさんは、TVウォッチャーとしてバラエティやドラマ、芸人さんに関することのことを中心に雑誌やウェブなど各種メディアで連載を持たれています。
 テレビを見つめる方が、今どのような本に興味を持ち参考にしているのか。その頭のなかを少し覗けたような気がしておもしろいですよね。

てれびのスキマ
http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/20131127