今日は世界の変なトイレに関する書評を紹介させて頂きます。
書評中で、お尻をきれいに洗ってくれる日本の親切過剰トイレを外国人旅行者は珍しがるが、とんでもない、世の中には奇妙奇天烈きてれつ、抱腹絶倒、空前絶後のトイレが山ほどある。そんな世界中の楽しいトイレの数々を簡単な解説入りで紹介したのが本書。嬉うれしいことに、トイレはまだグローバルな均一化に侵されていない。
成金趣味の金ピカ便器。堆肥として土に返す地球にやさしいトイレ。美術館に飾ってみたい芸術的な便器。聖母のマリア様が住んでいたという土地の神々しいトイレ。わざわざ水を持参して局部を洗うトイレ。大自然の中にひっそりとたたずむトイレ。用を足すのも命がけのトイレ、等々。トイレはまさしく、土地や時代、文化や社会を映し出す鏡なのだ。と述べられています。
その土地の特性が激しく出る場所がトイレなのかもしれませんね。一番人間が人間らしくあるところは、土着なものであり、異文化の人から見たら異様に写ることも多くあるんでしょう。
この本でその異文化を少し覗いてみるのもいいかもしれませんね!
『世界の変なトイレ』 モーナ・E・グレゴリー/シアン・ジェームズ著
http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20130624-OYT8T01022.htm
