今日は、人口減少社会という希望 コミュニティ経済の生成と地球倫理という本の書評を紹介します。
本書は斬新な「資本主義論」を語る経済書であるばかりでなく哲学書、宗教書であり、科学史、人類史をも扱っており、近年稀(まれ)にみるスケールの大きな書である。そして、現在日本が直面している諸問題が、数撃ちゃ当たる式の経済成長策で解決できるほど生易しいものではないことがよく理解できる。
同時に、著者が10年以上にわたって構想してきた「定常社会論」構想の集大成版とも位置づけることができる。
と記事中で述べられています。
また、著者はグローバル化の先にローカル化を見ているそうで、「鎮守の森・自然エネルギーコミュニティ構想」を提唱しているそう。
人口が減り、地方が疲弊していく中で、それを良しと捉え、地方でしか出来ないことにチャレンジしていく。そのことの価値がこれからもっと大きくなる世の中が来るかもしれないと考えると、日々の活動にもっと一生懸命に取り組まねば!という気持ちになりますね!
人口減少社会という希望 コミュニティ経済の生成と地球倫理
http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2013063000011.html
