【全国のお菓子を独自の視点で紹介した本『地元菓子』が面白い!】
本書は、著者の若菜晃子さんが日本全国を旅する途中で出会った、その土地ならではのお菓子=“地元菓子”を紹介したもの。
たとえば、「酒まん」や「えびせん」など、歴史と風土を反映して同じお菓子ばかりを売る街を“ばっかりのまち”として取り上げたり、見た目のインパクトで選んだお菓子や、自身が好きな「カタパン(堅パン)」(=乾パン)について掘り下げて紹介したり、桜餅は道明寺派か長明寺派かを考察し、全国の地図を使って表現したりとなんとも深い内容。
地域密着型だからこそ、普段は知らないお菓子に出会える本書。きらびやかなお菓子じゃなくて、伝統と歴史そして背景を感じられるお菓子をこの本で学んでも良いかもしれませんね!
全国のお菓子を独自の視点で紹介した本『地元菓子』が面白い!
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1371609873578.html