詩人 白石かずこ
-------
深沢七郎、三島由紀夫、寺山修司に愛された詩人。
80歳を越える白石さんの話を聞いてるうちに、不遜にも「感性豊かで本当にかわいい」と思ってしまいました。
当時の深沢さんとの交流を、心で感じたあるがままを自由に語って頂きました。誰におもねるでもない、卑屈になるのでもない、素直な表現に参加した誰もが魅了されたと思います。
詩の創作についての話や、黒人のダンスに負けたくないあまり布団の中でバタバタ練習していた話(今でも階段を走って登れる。)、同じ話が重複したりとご愛嬌がありつつも(笑)、どの話も幸せは心の内から作っていくんだと教えられた気持ちです。
こういう風に年をとっていけたら最高ですね。
------
白石さんが問題にぶつかり悩んだ時にはよく深沢さんに相談したそうです。深沢さんは「心配しなくて大丈夫。死ぬまで生きているんだからね」といってはげましたそうです。
-------
こういう肌身感覚の話が生で聞けて、今年の桜座打ち止め講演も素晴らしい宴になりました☆
