信玄公祭りに何思う | 春光堂書店 公式ブログ

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甲府市の商店街にある春光堂書店のブログです。
大正7(1918)創業。
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土曜日曜と、信玄公祭りが行われました。

さて、そんな中、近くの飲食店の方が本を買いに来ました。
そのまま一緒にご飯を食べることになり、
私が「何食べましょうか?」

「B級グルメ以外で。」

ということで近くの食堂で食べることになりました。

その中での会話内容を。

祭りメインの土曜の夜はいつもに比べてお客さんは入ったけど、
『もう、お腹いっぱいだ。のど乾いたからビール』
っていう人が席を占める場合があるそうです。

お腹がいっぱいだと、中々近くの飲食店には入りませんよね。
(それでも、いつもよりは入るだろうけど・・・)

片やB級グルメで何百食、何千食売っています。
その人達はこの地域で365日商売していません。
この二日間やってきて、また元の場所へ帰ります。

そういえば、甲府のB級グルメ「とりもつ煮」も売っていました。
中心商店街には、「とりもつ煮」を扱っている店が結構あります。
奥義、奥村、蕎麦屋楽、江戸屋、さけくら、おふくろ等々。
「あれだけ売ったら店で食べる人がいるのかなあ。」
「祭りに訪れた人達が、次に甲府に来た時、店が分かるかなあ」
と、ちょっと気になってしまいました。
知り合いがいるので、今度その辺の兼ね合いも聞いてみます。

このお祭り自体は「山梨県」としての祭りです。
B級グルメで、山梨の魅力がうまく伝わったらよいのですが・・・。
「また、来たい」という気持ちになってくれたらよいのですが・・・。
山梨県の「顔」であるという、中心街の魅力が出てたらよいのですが・・・。

印象に残った事がB級グルメの屋台村だったら、
次の日からはないので、来てくれないのが残念です。

お祭りで関係者にお話を聞くと、通行量が増えた、賑わいが出た、イコール活性化となることがあります。

伝えるべきポイントって重要ですよね。(本当に伝えたいことじゃなかったりする)
どうなることが活性化が定義をするというもの重要ですよね。(何でもかんでも活性化に繋がってることになる)

今年は天気がよいのも相まって10万人も人が出たそうです。
とにもかくにも、こんなに集まるなんて素晴らしいことだと思います。
私も楽しんだし、当店のお客様もいつもよりはちょこっと多かったかな。
その分もあり、これ以上よりよいものにしていくためには、これが本当に中心街や地域の活性化に繋がっているか、皆で考えて、いい意見を出して、どんどん魅力的なイベントになっていくといいですよね。