昔息子を担任していただいた小学校の先生が、
福島の出身でした。
笑顔がとってもきれいな、子どもたちからも人気の先生。
サバサバしていて、でもきちんと子どもたちに寄り添う気持ちも伝わってくる、
お若いけどとても頼もしい先生でした。
そんな先生ですが・・
初めての保護者会の時のあいさつが忘れられません。
「私は福島の出身で・・原発事故ではご迷惑おかけしました」
当時の私は
(え!なんでそんなこと言うの・・・?)
とびっくり。
周りの保護者も特に反応できず、、という感じでした。
今でも思い出すと涙が出ます。。。
どれだけの思いを福島の方は抱えているんだろう。
想像できないような
圧力や肩身の狭さを感じながら
生き続けている。
何も悪いことしていないのに・・。
元の暮らしはとうてい見込めない方がたくさんいて、
その方たちはなぜか肩身狭く暮らしている。
どうしてこうなっちゃったんだろう?
日本人の気質のせい?
人間の本能?
もういい加減、次のステップに行きたいですね。
(復興はゆっくり、がいいそうです。あまりに早いと気持ちが向き合えないので)
今日はできることをして、過ごします。
担任の先生の言葉を思い出して、ブログに書いておこう、と思いました。