息子、娘。
半年くらい前から空手道場に通っています。
(娘は初めての習い事)
初級クラス、中級クラス、上級クラスと分かれていて
似たようなレベルの子たちが集まって練習していますが、
昨日の練習は
うちの子たち(初級クラス)の中に混じって中級クラスの子がいたんですね。
(帯の色が違うからすぐわかる)
多分時間の都合か何かの関係で
特別にその時間の練習に参加していたもよう。
で、その中級クラスの子の動きが、
初級者とまったく違うんです!!
見とれてしまうくらいかっこいいんですが、
具体的になにが違うのかなー?
と思って観察していました。
まず、
無駄な動きがない。
初級の子たちは、動き方は合っていても
体がぶれるんです。
ぴたっと止まらないというか。
中級者の子はなぜでしょう、、、
必要な動きだけをしてるのがよくわかる。
ぶれている初級者の子たちを見て、無駄を省くのは難しいことなんだなあと。
そして、中級者の動きの特徴、2つ目、
緩急がある。
音にすると
ふわ~ びしっ。 ふわ~ びしっ。
という感じ。
そしてかっこいい中級者くんを見ながら、
あー英語の授業もこういう感じ。
と考えていた私。
「良い授業」も、
「無駄がなく、緩急がある」んです。
空手は
「敵を倒す」という目的のための動きをします。
英語の授業は
「表現方法を身に着ける」という目的のためにアクティビティをします。
私はつい
いろいろなアクティビティをやりたがってしまって
ルーティン化しきれない傾向があるので
この無駄のない、緩急のある・・・・という感じの授業に憧れます。
「いろいろなアクティビティ」、
楽しいと言ってくれる生徒もいますが
授業者としては初級だなあと思うのです。
「無駄がなく、緩急がある」授業ができる先生は
やっぱり先生としての基本ができている人です。
生徒のコントロールの技術があり、
目的のために何をすれば良いかがよくわかっている。
生徒を飽きさせないための展開も自然とできる。
こんな授業者に、私もなりたい・・・!
ほんと、10年やってますが、まだまだ、なんです。
ずっと真摯に授業に向き合っている人には到底勝てません。
授業の奥深さ。
教員、長くやっても飽きない理由でしょうね。
以上、空手を見ながら考えたことでした笑