今日の最高気温は「5度」だったそうで・・・
寒いはずだ
この身に凍みるような寒さで思い出すのが、2つの別れです。
重い話になってしまいますが・・・
1つ目は義父とのお別れ。
明日が義父の命日なのです。
5年前、本当に突然のお別れでした。
私は公立中に勤めていた時期。
夫が朝になっても帰ってきていなくて、起き抜けに「??」となりながら携帯を見たら着信が3回。
メールに「危篤」の文字を見つけ慌てて電話・・・
あの時のショックは他に経験のないものでした。
その1週間後、私は職場に退職届を提出。
迷っていたのですが、人の人生の終わりを目の当たりにして迷いが消えました。
人生には終わりがあって、
ここは自分の場所ではないと感じる場所にいる時間なんてない。
次の行かなくては。
不思議なほどすんなり決断しました。
今思うと死生観が変わった瞬間だったのでしょうね。
2つ目は2年前。
ある中学校の相談室に勤めていた時、授業時間中に一人の生徒が命を絶ちました。
詳細は省きますが、私もその場に居合わせ、とても衝撃的な出来事でした。
人はいつか死ぬのではなく、いつでも死ぬ。
今、生きているのはたまたま何も起きていないから。
事故や事件、病気、災害。落とし穴はいくらでもある。
昔から先生や親に言われてきたからだと思いますが、
人生は
「人の役に立つこと」が一番大事だと思っていました。
でも、死を身近に感じる経験をとおして
「楽しく生きる」ことが何より大事と思うように・・・。
このスイッチ(切り替え)はまだ途中です。
きっと変えられる、と思っています。
カウンセリングでも言われましたが、人は必ず変われる。
自分の中にあるいろいろな価値観が矛盾しあって苦しいわけですが
それもあと数年で、きっと楽になるはず、と思っています。