6年前まで勤めていた公立中学校は
月1の全校朝会で先生たちが1人1回、
持ち回りで道徳っぽい話をする、ということになっていました。
私がその時選んだ話は「人生の時計」。
元ネタは忘れてしまいましたが、どこかで読んで覚えていた話を選びました。
内容は↓
まず、自分の年齢を3で割ります。
その数字は1日24時間のうち、どの時間帯に当たるかを表します。
たとえば、18歳の人なら<6時>。
大体起床時間。
それぞれの進路に向けて動き出す時期。
30歳の人は<10時>。
学校や仕事が始まっていて、バリバリ動く時期。
36歳で<12時>、 お昼です。
いったん立ち止まって、午後の時間の使い方を考える時期。
こんな感じの考え方です。
今の時代は生き方それぞれなので、こういう型にはめるような言い方は好まれないかもしれませんね。
(しかも寿命も伸びているので、3より4で割るほうが現実に合ってる、とか・・・)
この話の趣旨は話す人によって変わると思いますが(創案者の意図はわかりません)、
私はその時は中学生に話したので
みんなはまだ寝てるんだよ、「朝」になったら自分の足で行きたいとこに行くんだよ、
今のうちに自分の好きなこといっぱいやって自分に栄養補給しておこうね。(今のうちに寝とけって意味じゃないよ)
と言って終わった気がします。
で、なぜこれを久々に思い出したかというと。
私今年36歳で<いったん立ち止まり期>だったのですが、まさにそんな1年だったなーと。
仕事や家庭でうまくいかない時の原因、掘り下げ行くと
すべての悩みの元は1つでした。
それは「人に求めすぎている」ということ。
「他人に幸せにしてほしい」と思っているということ。
これがベースだと、自分の幸せを人間関係に依存するようになります。
人との関係が良いときはすごく良いけど、
悪くなった時に自分の力では上がれなくなります。
他人はコントロールできないから。
(できない、ということを受け入れられない。特に子供に対してはそれでイライラしてしまいます)
ふかーい落とし穴にはまってしまい、もがきにもがきました。
どうしたら抜けられるのかわからず、わかってるけどそこに向き合うのが怖くて、
でもそこを通らないとここにずっといることになるんだなーということを突き付けられてしまった1年でした。
非常につらかったです。
でも、もがいてよかった。
「あきらめなければ、光は見える」(by 内藤哲也)です。
少しずつ、変わっていくことを決めました。
今週買った本↓
『ごきげん力8つの育て方』(著:裏地桂子)
来週後半から勤務校は授業がなくなるので、ゆっくり読みたいです
すてきな<午後>に、自分の力で!していきたいと思います。