とかとかシリーズ②
母の故郷は北海道です。
母が高校生まで北海道にいたそうです。
なので、北海道は私の故郷でもあると勝手に思っています。ってくらい、昔から北海道が大好きです。
母と北海道へ行ったのは何回あるかな、結構一緒に行きました。ライブ遠征兼ねて行ったり、父や祖父と一緒に行ったり。母の同窓会について行ったり。(同窓会中は一人行動でしたが)
最後に行ったのは最初の抗がん剤が終わった後だったかな。父と三人で行きました。台風で飛行機が飛ぶか怪しかったので、急遽、前日入りして、なんとか行けました。楽しかったなぁ。
美味しいもんたくさん食べて、親戚の家にも行って。
私は、北海道が好きすぎて、本気で就職するつもりでいました。教員を目指していたので採用試験も受けました。面接で、面接官に北海道は寒いよと言われましたが
まぁたしかにはるばる南国から受けに行ったから、冷やかしと思われたのかもです。
今思えば、何も考えず、よく北海道へ行こうと思ったよな、一人娘なのに。若気の至りでしょうか。
北海道から引っ越してきた高校生の母は、あまりにも色々なことが違いすぎて、ずっと帰りたいと思っていたようですが、住めば都、よく母は私に、あんな寒いところもう住めないと言ってました笑
北海道の友達が母にとてもよくしてくれて、今でも母の小学生の頃の同級生が私にLINEで、北海道の風景の写真を送ってくれます。
母の思い出話をいつか聞かせてくださいねとお願いしてます。なかなか北海道にも行けなくなりました、それが何より悲しい![]()
それ以外にもたくさんの友達が、母に北海道の名産をよく送ってくださってました。母は「人気者だったのよ」なんてよく言ってましたが、たしかに人気者だったようです。お通夜の日、男性の同級生から連絡をいただきましたが、「◯◯ちゃんはみんなのアイドルだったんだよ」と教えていただきました。
母は私と違い、とにかく社交的。
娘ながらうらやましかった。
私はその点は父に似たのだなぁと思い通りにはいかないようで。
あー、北海道行きたい。
空気が吸いたい。
あの景色を目に焼き付けたい。
いつか自由に北海道へまたいけるようになったら、思い出の地巡りをしたいなぁと思います![]()