猛暑の中、美味しいカツの店があると聞いて出かけてきました。
上野広小路 ぽん多 本家
明治38年創業の洋食屋さんです。
並んでいましたが、店の中で待てました。
私たちの後ろの方は外で並んでいました。
日陰がないので、これはツライ
。私たちはラッキーでした。
洋食屋さんなので、とんかつではなく、カツレツです。
今まで食べたとんかつより、揚げ色が白い。
これは、低めの温度から入れて、衣が肉から離れないようにゆっくり揚げているから。
最初は塩で、いただきます。
うーん、お肉が甘くて、豚の旨味がぎゅっ
。
美味しい〜
付け合わせのキャベツも、カツレツによく合います。
半分食べたら、ソースで。
ごはん、赤だしのお味噌汁、お新香、全てのバランスがパーフェクト
本当に美味しい
。
このお店の店主、島田良彦さんは、先日NHKのプロフェッショナルで、紹介されました。
後で、番組を観たら、
カツレツを揚げる油は、豚肉の削ぎ落とした油で作った自家製ラードを使っていました。
油まで手作りとは
どこまでもこだわりぬいたカツレツなのです。
こちらのお店の名物はカツレツですが、他にも、
デミグラスソースは、3週間かけて作るそうです。
次は絶対に食べてみたい
。
店主は4代目です。
伝統の味を守りながらも、今の人が好む味になるように日々研究して、手を加えています。
店主の心意気が伝わるような一皿でした。
ごちそうさまでした。
また伺わせていただきます
。



